身体は車と同じ!毎日のメンテで、疲れと決別しよう
いかがでしたでしょうか?セルフケアの継続のコツは、やはり日常生活の動作の中に、ケアを入れ込んでしまうのがよいようです。背中・腰のケアであれば、仕事の休憩時に行うなど、すきま時間を活用するのも手です。
毎日ケアが必要な理由は、疲れを未来に持ち越さないようにするため。疲れは蓄積すると痛みにつながるため、その日のうちにスッキリ、オフしましょう。
「車は定期的なメンテナンスをしなければ、乗り続けることができません。身体も同じで、疲れを溜め込まず、日々メンテナンス(ケア)を行えば、長く、そして調子良く過ごせます。そのためには、自分の身体に意識を向けて、疲れを感知してあげることも大切です」
自分のために時間を使うことは、甘えではない
忙しい毎日の中で自分の身体の状態や疲れをないがしろにしがちですが、本来の自分を想像して身体の声に耳を傾けてみましょう。
「自分のために身体をケアする時間を生活の中に作ることは、贅沢なことでも甘えでもなく、責任ある大人に必要な行動だと思います。皆さんが健康だと、皆さんの力を必要とする人たちもきっと幸せになれるはず。自分の身体をいたわり、はじめの一歩を踏み出していきましょう。」
監修:中村 詩織(なかむら しおり)
ピラティスインストラクター。大学卒業後、レコード会社に勤務。約10年に渡りフィットネスコンテンツの企画・制作に従事。出産後に出会ったピラティスで、1時間ほどで身体が変化することを実感し、ピラティスの学位取得のための勉強を開始した。2019年、日本で十数名しか保有していないオーストラリアの国家資格・Diploma of Professional Pilates Instructionを取得。アシックススポーツコンプレックスなどでの指導を経て、現在はフリーランスのインストラクターとして活動中。2023年秋には軽井沢にほど近い御代田町にマシンピラティスのスタジオを開設。身体に悩みを抱える多くの生徒の悩みに寄り添い、活動している。そのほか、雑誌「リンネル」(宝島社)、「ヨガジャーナルオンライン」(プレジデント社)、「Casa BRUTUS」(マガジンハウス)などメディア出演多数。
2023年12月15日 健康
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配信: UP LIFE
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