加湿器の正しい掃除方法は?掃除の頻度や最適な置き場所までご紹介

加湿フィルターは月1回30分のつけ置き洗いを!

加湿フィルターの形状は機種で異なりますが、本体からトレーを引き出すと出てくるものが主流です。引き出したフィルターは、次のポイントにしたがってお手入れしましょう。

お手入れの頻度は、月に1回が目安(1日8時間運転の場合)
30分程度のつけ置き洗いが効果的
汚れが目立たないなら、水か40度以下のぬるま湯で押し洗いをするだけでOK
ニオイが気になるなら、加湿器用の専用洗剤か台所用の中性洗剤を使用する
フィルターの黄ばみや汚れなどが気になるなら、酸素系漂白剤を使用する

漂白剤を多く使用しても効果は変わらないので、使用量は記載されている内容を守りましょう。カルキが目詰まりを起こしているなら、市販のクエン酸を使ってみるとよいでしょう。
機種や使い方で差は出てきますが、正しいお手入れをすれば、パナソニックの「フュージョン」素材のように約10年間交換不要なフィルターも登場しています。ただし、「汚れの落ちにくさ」、「加湿能力の低下」、「強いにおい」が気になってきたら、交換を検討してください。

 

【パナソニック製 加湿機用 各種フィルター】

加湿フィルターが上記のように劣化がみられる時は、加湿フィルターごと取り替えましょう。加湿フィルターを購入される際は、加湿機本体品番と対応しているか、加湿フィルターの形がどうなっているかを確認するようにしてください。

*パナソニック製以外の加湿機や加湿機本体品番と対応していないフィルターは使用できませんので、ご注意ください。

集じんフィルターの掃除は掃除機でOK

最近は加湿機能付きの空気清浄機を使うご家庭も増えてきました。花粉やハウスダストを撃退して、のどやお肌もしっかり守ってくれる頼もしい存在ですが、加湿空気清浄機の場合、「加湿フィルター」に加えて「集じんフィルター」のお手入れも必要です。
集じんフィルターは、掃除機などでこまめにホコリを吸い取ってください。
また、加湿機能付きの空気清浄機には脱臭フィルターもありますが、こちらはホコリや汚れをフィルタリングするものではないので、掃除などのケアをしなくても大丈夫です。むしろ水洗いは故障の原因にもなるので、控えてください。

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