加湿器の正しい掃除方法は?掃除の頻度や最適な置き場所までご紹介

のどやお肌の乾燥が気になる季節に活躍する加湿器。実は日々のお手入れがとっても大切なんです!特に「加湿フィルター」は常に水に濡れた状態になっているため、こまめなチェックが欠かせません。お掃除の方法をしっかり把握して、常に快適な空気を保ちましょう。

加湿器につきやすい汚れと原因とは?

加湿器は「水」を蒸気にしているため、不衛生というイメージが浮かびににくいですが、思った以上に汚れていることがあります。加湿に使う水道水には消毒のための塩素などが含まれていますが、カリウム、ナトリウムといったミネラル成分が含まれており、付着したまま放っておくと汚れとして蓄積されてしまいます。場合によっては加湿フィルターが目詰まりすることも。目詰まりしたフィルターは水を吸い上げにくくなるため加湿能力が低下し、それを補おうとして加湿器が風量を上げれば消費電力が大きくなり、ムダな電気代もかかってしまいます。

【加湿器につきやすい汚れ①】水垢

水に含まれるミネラルが固まってできる「水垢」。主に水タンクの内側やトレーに発生しがちですが、毎日タンクの水を交換して、月1回の加湿フィルターのお手入れを行えば、大幅に軽減することができます。

【加湿器につきやすい汚れ②】カビや細菌

一般に塩素処理されており雑菌が繁殖しにくいため、加湿器には水道水を使用するよう推奨されていますが、それでもカビや雑菌の繁殖の対策をするには毎日新しい水道水に入れ換えることが必要です。悪臭や、まれに健康を害する原因にもなるため、タンクの水や、本体内部は常に清潔にしてください。

部品ごとにお手入れの頻度は違う!加湿器の掃除方法

加湿器はさまざまな部品で構成されており、汚れやすさによってお手入れの頻度が異なります。特に月に1回はお手入れしたい部品は、忘れないようにカレンダーなどに書きとめておきましょう。

タンクは毎日の水交換と振り洗いを!

加湿器を清潔に保つためには、毎日の水の交換と水洗いが必要不可欠。水交換の際、少量の水を入れ、蓋をしっかりと閉めて、振り洗いをしましょう。汚れがひどい場合には、クエン酸や加湿器用洗剤を使用してしっかりと洗います。 ついついおろそかになってしまいますが、細菌やカビの繁殖を抑えるためにも、必ず行いましょう。

トレーは約1か月に1回の水洗いを

タンクから注水される水を受けるトレーも、実は汚れがちな部品です。約1ヶ月に1回は水洗いをするようにしましょう。細部の汚れは、綿棒や歯ブラシなどで落としてください。

吹き出し口は、柔らかい布で拭き掃除!

加湿された空気が出てくる吹き出し口は、埃や水垢がたまりやすい箇所でもあります。吹き出し口が汚れで詰まってしまうと、加湿器の性能が落ちてしまう可能性もあるので、乾いた布で、丁寧に拭いて掃除しましょう。加湿器によっては熱い蒸気が出るタイプもあるので、掃除の際には注意が必要です。 

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