
なかには1万円の寄付でコシヒカリ“20kg”という自治体も
インターネットでふるさと納税を調べると、1万円の寄付で白米を20kgも送ってくれる自治体が、数多く出てきてビックリ。なかにはコシヒカリなどの有名ブランド米まで。Amazonで20kgのコシヒカリを買うと、安くても6000円くらい、高いと1万円を越す商品まであります。
ふるさと納税は、1万円寄付すると、翌年に8000円分の還付金や税金の控除をされ、実質の負担は2000円というお得な制度。ということは2000円で20kgのコシヒカリが買えるということに…。これは大きな節約術と言えるのではないでしょうか。
寄付金の上限額を越えなければ、いくら寄付しても実質2000円
寄付金には上限額が設定されています。『ふるさとチョイス』によると、寄付金の上限額目安は、年収300万円で1万1000円、年収600万円で6万円だそうです。年収や家族構成によって寄付金の上限額は変わるため、詳しく知りたい人はお住いの自治体の税務署に聞いてみると良いかもしれません。
例えば、給与収入600万円の夫婦が6万5000円の寄付をした場合、確定申告などの手続きを経て、翌年税務署から6400円が還付され、さらに5万6700円が各市区町村の住民税から控除される。つまり、約2000円の負担で6万5000円分のお礼の品を受け取ることができるらしいのです。
