■お金にがめつい夫。妻が考えた対策は?
一つ目は、お金にがめつい夫と暮らしているという女性のお話。一向に改善の兆しが見えないそうで、妻が取った強硬手段とは。
「主人は、お金にとてもがめついです。まだ給料が少なかった頃、義実家から『何か資格を取ったら?』と援助してもらったパソコン代を『俺の親がくれた金だから、俺が預かっとく!』と言って全部使ってしまい、結局パソコンが買えなかったこともあります。
そもそも給料がいくらなのかも教えてもらえず、毎月自分のお小遣いを抜いてから『今月分』と渡してくれます。決して楽ではないものの、生活はできているので気にしていなかったのですが、先日テレビで『旦那さんのお小遣いの平均は?』という特集を見ました。結婚当初、『お昼代とタバコ代で月5万円もらうね』と言っていたことを思い出し、物価も上がったし、足りているのか心配になり、さっそく帰宅した主人に聞いてみたら、何も言いたがらず……。『怒らないから正直に話してみて』とさらに突っ込むと、『ずいぶん前に給料上がったから、8万円にした』とのこと。
正直、私は驚きました。想像以上に多かったし、物価の影響を受けるのは家計も同じ。『せめて1万円くらいは家に入れてくれない?』と相談しても、『給料が上がっても、小遣いが上がらないなら仕事のモチベーションも上がらない』『生活できているんだから、俺の小遣いを取らないで!』と取り合ってもらえず。
たしかにその通りですが、家族を想って節約しながら老後のためにコツコツ貯金していたのに、昇給分を独り占めしていたことがとてもショックでした。何度お願いしても『俺の金!』という考えは変わらないので、仕事帰りに買い物を頼んだ時はお金を渡さず、主人に払ってもらうことにしました。『俺の蓄えが減っていく!』と愚痴ばかりですが、無視しています」(40代・女性)
夫の給料をまったく知らないということに驚きますが、まさか昇給まで黙っているとは……。言っても聞かない相手には、今回のように多少強引な手を使うのも賢い選択かも!
■嫁にはお金を使わない義母。夫から注意してもらった結果
続いては、浪費家の義母に振り回されていたという女性のお話です。惜しみなくお金を使う性格なのに、嫁に対しては……。
「結婚してからわかったことですが、義母は浪費家なんです。友人が多く、旅行やエステ、ショッピング、スポーツジムなどあらゆることにお金を使っています。アクティブなのはよいことですが、何度も接しているうちに、『私にはお金を使いたくないんだ』と思うように。そのきっかけは、ランチでした。
結婚してから月に1~2回、『一緒にランチをしましょう!』と誘われるようになりました。新婚の時は、義母に気に入ってもらいたいという想いもあり、お誘いを断ることはありませんでしたが、今は2回に1回は断るようにしています。なぜなら、義母は自分のランチ代を絶対に払わないから。友人と遊ぶ時は、惜しみなくお金を使うのに……。
ランチにしては高級なお店を指定してきて、会計の時になると『今日はお金がないから払ってくれる?』『今度お返しするから』と言われます。はじめの数回は『いつか返してもらえるなら、まぁ、いいか…』と思っていましたが、その気配はなく、10回以上続けて私が支払う羽目に。『ランチ代を払う気がないんだな』と悟ってしまったんです。
とはいえ、私から義母に催促するのも気が引けて、夫に相談すると、『俺から伝えておくから!』と言ってくれてすごくホっとしました。全部ではありませんが、夫経由で半分くらいは戻ってきたので、なんとか自分を納得させることができました」(40代・女性)
ほかの人には惜しまずにお金を使うのに、嫁となると話は別。嫌でも悪意を感じますね。ともあれ、夫からの催促で少しでもお金が戻ってきたのは御の字?
(文・ママテナ編集部)