玉ねぎの皮に含まれる栄養素と効果とは?
玉ねぎは血液の汚れをデトックスする野菜とも言われており、辛味のもと「硫化アリル」と抗酸化作用のあるポリフェノールの一種「ケルセチン」の栄養素が豊富に含まれています。
ケルセチンは玉ねぎの茶色の色素成分で、白い実の部分より皮の方に約30倍も含まれているそう。ケルセチンには強い抗酸化作用やコレステロールの吸収を抑制、ビタミンCの働きを助け老化防止などに効果的と言われています。
<ケルセチンに期待できる効果>
◆血圧や血糖値を正常に保つ
◆身体の巡りをよくする
◆抗酸化作用によるアンチエイジング・美肌効果
◆アレルギー症状を抑える作用
などの効果が期待できると言われています。
玉ねぎの皮茶でアンチエイジング
玉ねぎの皮茶は脂肪燃焼作用が高く、女性に嬉しいアンチエイジング茶とも言われています。ケルセチンは水に溶けやすい性質がありますが、お茶にすることで豊富な栄養素が摂れるでしょう!
【作り方】
1. 玉ねぎの薄茶色い皮(2個分)を水で洗い、乾燥させます。
2. 水1リットルを沸騰させたら玉ねぎの皮を入れます。中火で5〜10分ほど煮出します。
3.玉ねぎの皮を取り出します。
4.できあがった玉ねぎ皮茶は、密封容器などに入れて冷蔵庫で保存します。2〜3日が保存期間です。
ホットでもアイスでも楽しむことができますが、飲み過ぎないよう1日2回200mlずつを目安にしましょう。
【玉ねぎの皮茶アレンジ】
◆レモン・ハチミツを加える
玉ねぎの皮茶はそのままでも飲むことができますが、渋みを感じてそのままでは飲みづらい場合、レモンやハチミツ、生姜を加えてみると美味しく飲みやすくなります。
◆スープや味噌汁・ご飯の出汁として
お茶で飲むことに抵抗がある場合、お料理の出汁として使うのがオススメです。旨味がプラスされ、玉ねぎの皮の栄養素が溶け出して新陳代謝やホルモン分泌、デトックス効果が期待できると言われています。
いかがでしたか?玉ねぎの皮には豊富な栄養素が含まれているので捨ててしまわずに活用してみましょう。