いきなりですけど、「初めて使うコスメグッズは、なるべくネットで買わない」のが僕のポリシー。とくにオーガニック系のアイテムはそう。なぜなら、最近は「オーガニック=効き目が弱い」なんてことは決してないから。むしろ素材の力がダイレクトに効きすぎるような逆のケースもあったりするから。だからこそ「合う・合わない」がより重要になってくるんです。
ここ数年、ネットを見れば、「オーガニック」を売りにするアイテムが氾濫しているじゃないですか。正直、たくさんありすぎて頭が混乱しちゃう……。ので、僕は面倒臭いけど、できるかぎり百貨店やセレクトショップまで足を運ぶことにしています。そこでテスターをフルに活用しながら自分に合ったアイテムをじっくり選ぶんです(下写真参照)。こういう言い方するのはなんですけど、たとえば有名な百貨店さんとかにヘンなモノって、絶対に置いていませんから(笑)。
テスターでのお試しは、塗り心地とともに香りチェックも入念に。
さて。真夏のお出かけ後、紫外線でダメージを受けたお顔に施すスキンケアは、化粧水を使うのが常識……ですよね? でも、近ごろは化粧水以外にも「オイル」が静かなブームを呼んでいます。アルガンオイルだとかココナッツオイルだとか……。ちょっとべとつく反面、乾燥もしやすい子どもの肌にも、こういったオイル系はとても良いとされています。
では、最初のオススメアイテムに行きましょう。『AJP(エージェーピー)のマカダミアナッツオイル』です(写真下)。コレ、ぶっちゃけた話、男性や物臭な性格のママさんにオススメなんですよ(笑)。顔から髪から身体からどこにでも使えるから、お子さんにも塗ってあげるときも簡単。いちいち顔用・身体用みたいに使い分けしなくて済むのが最大のメリットです。あと、成分的に匂いがキツいイメージがあるかもしれないけど、ナッツっぽい香りは“まったく”なくらいしません。マカダミアナッツは今、美容界でも注目度が高い原料の一つで、とにかく保湿力が優れているんです。触感がサラッとしていることも特筆すべき点です。
次は『SINN(シン)のローションヴィザージュ』(写真下)。僕、個人的にこのシャバシャバ感が大好きなんですよ。みずみずしくて、塗ったらなんとなくひんやりする感じで、夏使えばとくに爽快! マドンナリリーの香りも涼しげだし……。一日遊んで日焼けでほてった肌に塗ってあげるのもアリだと思います。
最後は『Avène(アベンヌ)のアベンヌウォーター』(写真下)。フランスに「アベンヌ」というアトピーや皮膚の治療に効く湯治場みたいな所があって、そこの力のある温泉水でつくられた化粧水です。スプレータイプなので、昼夜いつでも気軽にシュッシュと使えて、ベタつきもなし。エアコンの乾燥対策にも◎! 家の中にさり気なく置いておいて、お子さんにも自由に使わせてあげてはいかがでしょう? ちなみにVOCE編集部でもデスクの上にコレを常備している女性編集者が複数います。