バターと卵って相性いいですよね。ホテルのビュッフェなどで目の前で作ってもらえるオムレツなんて、ほぼバターと卵だけなのにとんでもなくおいしくてついお代わりしてしまいます。実はインドはバターの消費量世界一で、驚くほど料理にバターを使います。この現地インド発信の料理系YouTubeは目玉焼きだというのにドン！とバターを使っていましたので、確認のために（笑）、作ってみました！
【韓国YouTube発】映え度MAX！魚ニソの型で「ハートの目玉焼き」に挑戦♪その可愛さプライスレス♡
参考にしたレシピはYouTubeチャンネル『今日ヤバイ奴に会った』より。チャンネル登録者数 73.6万人。日本人と思われる坪和さんが2013年からインドに行って7年間働きながら、1000を超える屋台の料理を撮影し、その様子を紹介しているチャンネルのようです。書籍に 『今日 ヤバイ屋台に 行ってきた インドでメシ食って人生大逆転した男の物語』（KADOKAWA）。を発行しているようですね。
このレシピは、インドの屋台で「バターたまご焼き」をいただいた時に、一緒に「目玉焼き」もいただいたようです。
ではさっそく作っていきます。
「インドのほぼバター目玉焼き」の材料と作り方
【材料】※1人分
・バター…60～100g
・卵…1個
・トマト…大さじ1
・玉ねぎ…大さじ1
・にんにく…1かけ
・青唐辛子…1本
・マサラ（2種類）…お好みで
トマト、玉ねぎ、にんにく、青唐辛子は粗みじん切りにしておきます。
【作り方】※調理時間：5分
1．フライパンにバターを乗せ、中火で溶かします。
2．バターが8割ほど溶けたら、バターを避けて真ん中に卵を落とします。
3．玉ねぎ、にんにく、唐辛子、トマトを黄身の周囲にパラパラと乗せます。
4．2種類のマサラをふりかけます。
5．周囲の溶けたバターをスプーンですくって卵の上にかけます。
6．弱火にして焼き、黄身に火が通ったら皿に乗せて出来上がりです。
「ほぼバター」というタイトルの通り、主役は完全にバターです。動画では「消しゴム6個分くらい」としかコメントがないため、見た目の大きさから60～100gだろうと推測しました。しかし途中で追加するわけにはいかないので、今回は思い切って100gで作ってみました。出来上がってから分かりましたが、100gでは明らかに多いので60g程度が丁度いいかもしれません。
見ての通り塩気はバターだけですので、味はもちろんバターです。でも卵と相性がいいので、バターをつけ過ぎなければおいしい目玉焼きで、他の材料も目分量でしかありませんが、あまり火を通し過ぎないので卵だけで単調になりやすいところにいいアクセントになっています。特に青唐辛子の爽やかな辛さは、結構クセになります。
マサラが2種類使われていますが、困ったことにどんなマサラなのか一切分かりませんでした。ただマサラの基本はシナモン、クローブ、ナツメグですので、ここにクミンとカルダモンを足した香り系と、こしょうとチリを加えた辛味系の2種類を作ってみました。マサラに細かい決まりはないので、好きな香りのマサラにしてかまいません。
動画では鉄板焼きの鉄板で作っていましたので、大きめのシリコンベラでバターを卵の上にかけていましたが、家庭ではできないので、バターをスプーンですくって卵にかけることにしました。これはフランス料理のアロゼという表面を油で焼く調理法ですが、まさかここでやることになるとは思いませんでした。そもそもインドはヒンドゥー教の教えで牛肉が食べられないので、その代わりに牛乳やバターがよく使われています。使われているのがギーなのかすましバターなのかも分かりませんが、とにかく多めのバターで作るのがコツです。
バター好きな方は、ぜひ作ってみてください！
配信： あたらしい日日
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