特にそうした変わったラインナップが多い商品といえば、飲料。なんでも、最近あの国民的飲料にも、冬季限定のフレーバーが登場するという。それが、コカ・コーラシステムが、1月23日から全国で販売する「コカ・コーラ ジンジャー」。読んで字のごとく、しょうが抽出フレーバーが入っており、コーラのおいしさとマッチしているというから、今から発売が楽しみ。変わり種商品には、(1)明らかに奇をてらったもの、(2)実はレギュラー化も狙えそうなもの、の2種類があるけど、これは断然(2)の予感…。
●過去にあったコカ・コーラフレーバーいくつ覚えてる?
コーラの変わり種フレーバーというと、コカ・コーラよりも、強豪ペプシの方が印象が強い。過去には、キューカンバー(きゅうり)やサクラ、ペプシゴーストミステリーフレーバーなんていう商品も…。コカ・コーラは王道という印象で、変わったフレーバーを出しているイメージは薄かったけど、これまでの国内販売の歴史をたどると、実は結構あったみたい。
新しいところでは、2016年の3月に発売された「コカ・コーラ オレンジ」。コーラとオレンジ。爽やか×爽やかの組み合わせは、当然合わないわけがなく、ファンも多かった印象。飲んだ後に鼻を抜ける甘酸っぱい香りが、楽しませてくれました。柑橘系は種類が多く、オレンジの前には「ダイエットコーク レモン」が。その前には「コカ・コーラ シトラ」、「コカ・コーラ ライム」などもありました。
少し変わったところで、「バニラ コカ・コーラ」が。2003年にアメリカで人気を博したことで日本でも2013年に、一時的に販売されていましたが、味はコーラフロートに近い印象。だけど、少々バニラエッセンスの香りが高く、味については賛否が分かれました。
もっと昔をたどると、1985年には「チェリー コーク」という、さくらんぼフレーバーが販売されています。しかし、当時日本での評判はあまり良くなかったようで、ほどなくして販売は終了。その後、2006年に一度復活の後終了。2013年に、再度復活…と紆余曲折あったようです。また販売されるかもしれませんね。
はたして、ジンジャーフレーバーは、レギュラーフレーバーとなるか? それとも、チェリーと同様、コアなファンを捕まえ、復活を繰り返すのか? 今から楽しみです。
(文・団子坂ゆみ/考務店)