小豆(あずき)でデトックス! 女性に嬉しい4つの栄養素とは?
小豆というと、あんこ餅やお汁粉など甘いイメージがありますが、女性に嬉しい健康や美容に効果的な栄養素が豊富なのです。
【カリウム】
小豆にはカリウムが豊富に含まれています。年末年始の暴飲暴食でむくんだ身体にはカリウムを摂ることで、体内の余分な水分や塩分をデトックスし、むくみ改善へと繋がります。
【サポニン】
小豆の皮の部分にサポニンが含まれています。血液中のコレステロールを抑制する作用があり、中性脂肪の増加を抑える働きや血液の浄化や水分のバランスを整える作用が期待できます。カリウムとダブルでむくみ改善へと繋がりダイエットにも役立つでしょう。
また、サポニンには解毒作用もあり、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解をサポートするため、二日酔いにも効果的と言われています。
【ビタミンB群】
小豆は、ビタミンB1・B2・B6など、ビタミンB群を豊富に含みます。ビタミンB群はタンパク質、脂質、炭水化物を代謝します。疲労回復、むくみ改善、美肌・美髪、ダイエット効果が期待できると言われています。
【食物繊維】
小豆には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境を整え、腸内で水分を含むと数十倍にふくれ、大腸のぜん動運動を促進するため、便秘予防や身体の中の不要なものを排出する効果が期待できます。
小豆(あずき)の豊富な栄養素を効率的に摂るには?
小豆は茹でることで豊富な栄養素が摂れます。茹でるのは面倒と思いがちですが、豆類の中では水に浸けておくなどの下処理はなく、火が通りやすく調理しやすいです。一度茹でておけば、サラダやおにぎり、スープなどの料理にプラスするだけで便利に活用ができます。
【小豆の基本的な茹で方】
1.小豆は変色しているものを取り除いて洗い、ザルで水気を切ります。
2.鍋に小豆とたっぷりの水を入れて、火にかけます(小豆100gに対して水1リットルです)。
3.沸騰したら弱火にして、1時間茹でます。水が減ってきたら適宜足し、小豆が煮汁からでないようにします。
4.小豆が柔らかくなったら火を止めて、ザルで小豆をこしてでき上がりです。
冷蔵保存ですと2〜3日。冷凍保存ですと1カ月ほどもちます。
【小豆の茹で汁も活用】
小豆の茹で汁には、ビタミンB1、B2やサポニンなどの栄養素が豊富に含まれています。捨ててしまわずにドリンクに活用しましょう。1日500mlを目安に飲み過ぎはご注意ください。甘くないお汁粉の味ですが、砂糖を足してしまうとせっかくの効果が薄れてしまいます。
茹で汁は飲むだけでなく、お赤飯やおこわの炊飯やスープなどに使ってみるのもオススメです。
いかがでしたか?暴飲暴食による年末年始太りを小豆でデトックスしてみませんか?市販の茹で小豆は便利ですが、今年は自分で小豆を茹でて美容効果を取り入れてみましょう。