【東京都・神奈川県・大阪府】エシカルりんごを使った「カフェメニューコンテスト」優秀作品賞レシピを期間限定提供

中央果実協会とフルーツマエストロ協会は、“りんご”を使った外食向けのレシピを広く一般から募集を行う「りんごを使ったカフェメニューコンテスト」を昨年開催し、優秀作品となったレシピを外食メニューとして市販化している。

若い世代の果物の消費拡大を図る

令和6年4月~令和17年度までの12年間、健康づくりの指標「健康日本21(第三次)」(厚生労働省)が行われる。果物については、20歳以上の1日当たりの摂取量の目標値が200gとなるが、現状の摂取量は平均100g程度となっており、特に20~50歳代で不足が目立っているという。

そこで、中央果実協会とフルーツマエストロ協会は、若い世代の果物の消費拡大を図るため、「りんごを使ったカフェメニューコンテスト」を開催した。昨年10月9日~11月13日まで募集を行い、100品近くの応募作の中から、優秀作品となったレシピを外食メニューとして市販化した。

「エシカルりんご」を活用

メニュー化に際し“カフェ等でメニュー化された場合のリンゴは、SDGsの観点から「エシカルりんご」を活用する”という条件を設定。“エシカル”とは、大きい・小さい、形が悪いなど、普段なら弾かれてしまう規格外品のことで、見た目に欠点はあれども市場流通品と味や栄養価も変わらない。

「エシカルりんご」を利用することで、フードロスを減少させ、果物消費拡大や果樹農業の持続可能性に貢献することを目指している。

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