「捨てない」ことを当たり前に、フラワーロスの未来を変えていく日本サステナブルフラワー協会が、ロスミモザで作ったギフトやワークショップイベントの受付を開始した。
廃棄花を救うための⽇本初の協会
⽇本サステナブルフラワー協会は、廃棄花を救うための⽇本初の協会。⼀般的に、⽣花店の35%ほどの花が廃棄されていると⾔われている。
本来、廃棄されるはずだった花を利⽤し、さらに素敵に、再び命を吹き込むことで1輪でも廃棄されてしまう花が減ることを目指している。この活動は、「花を救い、地球上の廃棄量を減らす」ということだけではなく、花が⼤好きな花に携わる⼈の捨てなくてはならない⼼苦しさも減らすことができる、と考えている。今まで、花を“捨てる”のが当たり前だった、その当たり前を変えようと取り組んでいる。
ミモザの廃棄問題に着目
3月8日の国際女性デー(※)では、ヨーロッパ、特にイタリアでは女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザを送る習慣がある。最近では日本にもその文化は定着しつつあり、生花店の店先にはたくさんのミモザが並び、かわいらしい黄色が春の訪れを教えてくれている。しかし、国際女性デーが過ぎると花屋のラインナップは黄色からピンクの桜など春の花へとラインナップが移り変わり、ミモザはまだきれいな状態にもかかわらず廃棄せざるを得ない状況になるのが現状だ。
そこで今回、そのミモザなど廃棄の花を使用したサステナブルフラワーの認知を高めるイベンを開催することとした。
配信: STRAIGHT PRESS