■ママ友の質問攻めに困惑。あとで知ったママ友の衝撃行動
まずは、児童館で出会ったママ友のお話。はじめは好印象だったのに、徐々に違和感を抱き始め……。
「夢の一軒家を手に入れ、引っ越したばかりの頃。『子どものために』と思い児童館へ遊びに行きました。子どもを室内遊具で遊ばせていると、子どもと同い年の女の子のママ(=Aさん)が話しかけてくれ、その流れで連絡先を交換することになりました。児童館から帰ると、さっそくAさんから連絡が。『明日も児童館で遊ばせて、その後ランチなど行きませんか』とのお誘いでした。
私自身、引っ越してきてすぐにママ友ができるとは思っておらず、とても嬉しかったのですが、いざランチへ行くと、我が家の内情を根掘り葉掘り聞いてきたのです。夫の職種、年収、夫の顔写真、家の値段、義両親との仲、結婚式場、結婚年数、指輪のメーカー、子どものことまで……。
あまり知り合ってすぐの人に自分の情報をあけっぴろげにしたくなかったので、濁しながら話していたのですが、それが癇に障ったのか、『私とあまり仲良くしたくないの?』『私は仲良くなりたくて色々と聞いただけなのに』と、少しキレ気味で言われました。『そんなことない』と必死に取り繕ってその場はお開きになりましたが、『これはやばい系のママさんか』と直感し、深い関係性にならないよう意識しました。
その後も毎日連絡が来ていましたが、徐々に返信の頻度を減らしていき、児童館で会っても挨拶程度。適当にやり過ごしていたら、そのうちAさんは児童館にも来なくなり、連絡もなくなりました。
のちに聞いた話ですが、どうやら児童館に遊びに来た親子に声をかけて、『仲良くなりたい』と言っては他人の家庭の内情を根掘り葉掘り聞き出そうとしていたそう。他のママから児童館の職員さんに相談があり、注意したところ、児童館に来なくなってしまったみたいです。
Aさんがどうしてそんな行動を取ったのかはわかりませんが、ママ友との距離感は考えないといけないなぁと考えさせられるトラブルでした」(30代・女性)
まさか、ほかにも被害者がいたとは……。『根掘り葉掘り聞いてどうするのか』と思ってしまいますが、いますよね、こういう人。何はともあれ、無事(?)解決したようでよかったです。
■謎のライバル意識が原因で疎遠に
続いては、「夫の職業」がきっかけで起きたママ友トラブルです。
「子どもがまだ小さかった頃、賃貸マンションに住んでいたのですが、隣の部屋に同年代のお子さんをお持ちのママ(=Bさん)がいて、自然と公園などご一緒するようになりました。
最初は当たり障りのない会話をして、特に問題なくお付き合いをしていたのですが、私の夫がライバル会社に勤めているとわかると、突然手のひらを返し冷たい態度を取られるようになりました。
公園でほかのママたちと輪になって雑談していた時に、Bさんの旦那さんが勤めている会社の商品を持って来て、『○○会社は子ども向けのソーセージを作っているけど、△△会社(私の夫が勤めている会社)は子ども向け商品を作っていない』と、夫の勤める会社の商品を馬鹿にしながらほかのママたちに商品を配り始めました。あまりにも腹が立ったので、その日は無言で公園から帰りました。
その後も、うちの夫の勤めている会社の悪口を言っていたそうですが、『それぞれの会社の商品の良いところがあるでしょ』と公園のママたちがかばってくれ、それ以来その公園には来なくなりました。1年後、転勤でそのマンションから引っ越しましたが、つくづく賃貸で良かったと思いました」(40代・女性)
自分が勤めている会社ならまだしも、ライバル同士なのは夫ですからね。こんなことでもトラブルになってしまうなんて、驚きです。それにしても、周りのママたちがまともでよかった!!
(文・画像:ママテナ編集部)