子どもの持ち歩きにおすすめのグッズ
子どもに特に持たせたいのは、緊急連絡先などが書かれたカードです。防災ニッポンでも「防災名札」という名前で紹介しています。
・災害時に子どもを守る!100均グッズで「防災名札」を作ろう
防災名札とは、自分の氏名や住所、保護者の連絡先、遠方の親戚の連絡先、アレルギーや持病など配慮すべき事柄を一枚のカードにまとめたものです。家族写真と共にホルダーに入れて持ち歩くと良いでしょう。親とはぐれてしまったり、親と一緒にいない時に被災してしまったりした場合にも役立ちます。
防災名札と一緒に、お菓子やばんそうこうなども一緒に入れて、子ども用の防災ポーチを作ることをお勧めします。常に親と一緒にいる幼児と、1人で電車にも乗る中学生では、必要なアイテムが異なります。子どもの年代や行動範囲によって防災ポーチの中身を変えましょう。また、子どもが持ち歩くのを嫌がらない大きさや重さにすることも大切なポイントです。
防災ニッポンのこちらの記事で、年代別の子ども用防災ポーチについて詳しく解説しています。
・子ども用防災ポーチを作ってみよう!幼児期~中高生まで年代別に紹介
ポーチの選び方
防災ポーチは、使いやすいものであれば形状は問いません。ですが、選ぶ時に気を付けておきたいポイントがいくつかあります。それは、「軽さ」「丈夫さ」「持ち運びやすさ」です。
・軽さ
防災グッズを詰めると防災ポーチはかなりの重さになります。以前防災ポーチを作った時は、ポーチ込みで650g程度になりました。選ぶアイテムによってはそれ以上に重くなることもあります。そのため、ポーチ自体は軽いものを選びましょう。
・丈夫さ
軽いからと言って丈夫さに欠ける食品保存用のジッパー袋等を防災ポーチとして使っていると、何度も持ち歩くうちに穴が開いたりする可能性があります。入れ物自体の丈夫さも防災ポーチ選びのポイントの一つです。
・持ち運びやすさ
防災ポーチはいつも持ち歩くものです。普段使うバッグに入れやすいサイズであったり、気に入るデザインであることも大切なポイントです。防災グッズを一つのポーチにまとめずに、複数のポーチに分けて入れることも選択肢の一つです。
おすすめのポーチ・ボトル
選び方のポイントをおさえたお勧めの防災ポーチと防災ボトルを紹介します。
・防災セット 緊急防災 9点セット
あらかじめ防災グッズがセットになった、サコッシュ(肩掛けバッグ)にもなる防災ポーチのセットです。防災ポーチをまだ持っていないという人にお勧めします。最低限必要なアイテムのセットなので、これを基本に自分にとって必要なアイテムを追加していきましょう。
・ASO TOFT POUCH+(タフトポーチプラス)Lサイズ
https://item.rakuten.co.jp/asoboze/tf-v219l/
耐水仕様の軽量ポーチです。防災ポーチの中には水に濡れさせたくないアイテムも多いので、「耐水」「防水」といったキーワードでポーチを探すのもお勧めです。
・ナルゲントライタンリニュー(nalgene Tritan Renew 0.5L)
https://item.rakuten.co.jp/oxtos/10002293/
高い気密性が人気の、アウトドアの定番プラスチックボトル。口が広いため、物の出し入れが他のボトルに比べるとしやすく防災ボトルの容器としても良さそうです。容器をボトルにすると水濡れの心配がなくて安心です。
配信: 防災ニッポン