自然と共生する、兵庫・豊岡の「コウノトリ育むお米」~注目の新品種はこうして誕生した。No.012

自然と共生する、兵庫・豊岡の「コウノトリ育むお米」~注目の新品種はこうして誕生した。No.012

市場を席巻する人気のぶどう、シャインマスカットのように、末永く愛されるヒット品種を―。上の写真の、つややかな炊きたての白米は「コウノトリ育むお米」です。近年、各地にコウノトリとの共生を掲げる農業が登場していますが、その元祖が兵庫県豊岡市の、このお米であることをご存じですか? かつて絶滅したコウノトリが、今再び大空を舞う豊岡市へ。お米や米粉スイーツを買える、おすすめスポットもご紹介!

先駆けのまち・豊岡を旅して、味わって。
コウノトリとの絆に触れる3スポット

【SPOT 01】58N musubu
お米のおいしさに感動する、おむすび専門店

左上/見ためもかわいいおむすび。日替わりのスープ(お味噌汁)150円と 左下/ひとつひとつ手作りしているため、朝に用意したぶんのおむすびが売り切れたらその日は営業終了 右上/もとはファスナー工場という店内。往時の棚も活かしたお洒落な雰囲気 右下/お米は、豊岡市神鍋高原の生産者「ユメファーム」が作る「いのちの壱」の無農薬米を使用


「コウノトリ育む農法」で育てた無農薬米が主役のおむすび専門店。お米は「いのちの壱」という品種で、もちっとした食感が特にすばらしい。直球勝負の大粒塩musubi 210円のほか、ポリポリ食感が楽しいSPAMたくあん330円や大葉が爽やかなちりめん明太子マヨmusubi280円など、季節の食材を中心に、お米好きの心をくすぐる多彩な具に迷うこと必至!

58N musubu(ゴーハチエヌ ムスブ)

TEL.0796-23-5378 
住所/兵庫県豊岡市加広町5-23 
営業時間/11:00 ~ 14:00(なくなり次第終了) 
定休日/日・月 
※テイクアウトのみ

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