「心筋梗塞を予防」する可能性の高い食べ物はご存知ですか?医師が解説!

「心筋梗塞を予防」する可能性の高い食べ物はご存知ですか?医師が解説!

心筋梗塞の代表的な症状

心筋梗塞は一刻も早い対応が重要です。この章では心筋梗塞の代表的な症状について解説します。

持続する胸の痛み

心筋梗塞では胸の痛みが出ることが特徴的です。運動時に悪化することがありますが、狭心症でも同じような胸の痛みを認めます。狭心症との違いは、安静にしても胸の痛みが続き、それが持続することです。このような症状がある場合は救急診療科を受診するようにしましょう。

息切れや疲労

心筋梗塞では息苦しい、疲れやすいという症状が出ることがあります。これは他の病気でも見られる症状ですが、胸の痛みとともに息切れや疲労感がある場合は注意が必要です。できるだけ早めに循環器内科や内科を受診するようにしましょう。

吐き気や嘔吐

心筋梗塞では吐き気や嘔吐などの症状が出ることがあります。ただし、これだけでは心筋梗塞以外の病気の可能性も十分にありえます。症状が続く場合は近くの内科を受診するようにしましょう。

心筋梗塞を予防する可能性の高い食べもの

心筋梗塞を予防する可能性がある食べ物は、以下のようなものがあります。

青魚

サバ、イワシ、サンマ、鮭などの青魚には、血液をサラサラにし、血栓を防ぐ効果があるオメガ3系脂肪酸(DHA、EPA)が豊富に含まれています。主食をお肉から青魚に変えて、積極的に取るのが望ましいです。

野菜や果物

緑黄色野菜や果物には、血管の弾力性を保つビタミンCや、血圧を下げるカリウムが多く含まれています。また、食物繊維も血中の悪玉コレステロールを減らします。サラダや生の果物などを食事に取り入れるようにしましょう。

大豆製品

納豆、豆腐などの大豆製品には、血液を固まりにくくするナットウキナーゼや、コレステロールを下げるイソフラボンが含まれています。大豆製品は動物性脂肪の代わりになる良質なタンパク質源でもあります。最近は大豆ミートなども販売されているため、肉料理の代わりに大豆製品を使うのも良い方法です。

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