キャサリン妃、“画像加工”認め好感度爆上がりも……「すでに亡くなっている」陰謀論も過熱

「キャサリン妃は重体」との陰謀論が過加熱する背景

 1月中旬に腹部の手術を受けたキャサリン妃は、同29日に退院。英王室は「順調に回復している」と明かし、公務復帰は3月末のイースター以降になるだろうと発表した。そんな中、ウィリアム皇太子が2月末に予定していた式典への出席を「個人的な事情」でドタキャンしたことから、「キャサリン妃の状態が相当悪いのではないか」と世間は疑い始めた。

 ネット上では、「退院後、1カ月もたつのに写真が出ないのは変じゃないか」「回復を願っている国民へ感謝のメッセージも出さないのはおかしい」と、妃の重体説がまことしやかにささやかかれるように。

 この騒ぎを受け、王室は「当初から特筆すべきことが起きない限り、何も発表は行わないと明確にしてきた」と強調。そして3月に入り、母キャロルが運転する車の助手席に乗るサングラス姿の妃がパパラッチされたことで、「回復はしているようだ」と世間は納得。重体説を打ち消すことに成功したかのように思われた。

 しかし、10日に王室が発表した妃の近影のせいで、重体説どころか「妃はすでに亡くなっているのでは」という陰謀論の過熱を招くことになってしまったのだ。

 「やっぱり昏睡状態が続いてるんだ」「もう埋葬されてるんだよ」などとさまざまなうわさが飛び交う騒ぎとなり、英テレビ局「GBニュース」でも「皇太子夫妻は離婚に向かっているのではないか」「妃はすでに亡くなっているんじゃないか」との臆測を紹介する始末。

 陰謀論を笑っていた人たちも、Xに「なんで王室はこんなことをするの? 気味悪い」と投稿するようになり、“ドディ(・アルファイド)と交際していたダイアナを王室と情報機関が暗殺した”という陰謀論も「今なら信じられる」と話題になっている。

 一方で、「単純に、世間に安心してもらいたいだけでしょ」「さすがに重体なら発表する」といった意見もあり、「王室が体面を保とうとしているだけの話なのに、通信社は何をムキになっているのかわからない」「印象操作しようとしているのは、通信社なのでは」と批判する意見も出ている。

キャサリン妃の好感度爆上がり

 1日で大炎上してしまった王室だが、翌11日、キャサリン妃はX(旧Twitter)に、「多くのアマチュア写真家のように、私も時々写真を編集してみることがあります。昨日、私たちが皆さんと共有した家族写真が招いた混乱に対して、謝罪します。皆さんが、とても幸せな母の日を過ごせたと信じています」と投稿。

 この素早い謝罪対応に、ネット上には称賛の声が殺到。「療養している人にこんな気を使わせるなんて、どうかしてる」「大したことじゃないのに、本当にお気の毒」「一人で責任を取る形を選んだ妃は、まさしく将来の女王にふさわしいお人だ」などとたたえられている。

 同時に、キャサリン妃の回復を願う声が一層増しており、好感度も爆上がり。皇太子夫妻にとっては 、結果プラスとなったようだ。

 問題の写真は、インスタグラムで190万を超える「いいね!」を集めており、妃のファンは「それだけ多くの人に愛されているという証拠」だと感じている様子。

 一方で、妃と子どもたちの奇妙な合成写真を生成し投稿する動きも出ており、炎上はまだ継続中。下世話な話好きなネットユーザーたちは、『ザ・クラウン』続編を制作し、ぜひヘンリー王子夫妻の騒動とともに描いてほしいと盛り上がっているが、果たして?

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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