『ほしいって言ってみな』子どもを利用する幼馴染⇒ジュースやソフトクリームを買わされて…≪ママ友トラブル≫

『ほしいって言ってみな』子どもを利用する幼馴染⇒ジュースやソフトクリームを買わされて…≪ママ友トラブル≫

第47回 【実録】ママテナ人生劇場
あなたにとって、「ママ友」はどういう存在ですか? “子育てに奮闘する同士”ならよいのですが、なぜかネガティブなエピソードが多いですよね。そこでママテナでは、独自のアンケート調査を実施。実際にママ友との間に起きたトラブルについて聞きました。
※全国にお住まいの20代~60代の男女、インターネット調査

■幼なじみと疎遠になった理由は「せこい」から?

自分では直接言わないけど、誰かを使って思い通りにしようとする。ママ友に限らず、そういう人はいますよね。今回は、その“誰か”が子どものケース。

「私の幼なじみは、なんでも『奢らせよう』『もらおう』としてきます。大型ショッピングセンターに行った時、小さな縁日のようなものが開催されていて、私は“自分の子どものために”射的で頑張って景品を取りました。続けて、旦那も無事に景品を取ることができました。

的に当たれば、並んでいる中から景品を選んで持っていくというスタイルで、私も旦那も自分の子どもたちのために選んでいました。が、その友だちが『これほしいって言ってみな』とか『旦那さん(私の旦那)にこれ選んでいいか聞いてごらん』と言うのです。

その子どもたちは、6歳と4歳。我が子は0歳ですが、我慢もわからぬままほかの子に与えるのだけは嫌で、私は自分の子どものものを選びましたが、旦那は友だちの子どもにあげることに。ママに言われたら悪気もなく聞いてきます。子どもに聞かれたら『ダメ』と言えませんよね。

その後も、ハンバーガーがどうしても食べたくて私だけ並んだのですが、友だちの子ども2人も付いてきます。『僕はコーラ!』『僕ソフトクリーム!』と言われ、結局買いました。友だちのところに戻ると『買ってもらえてよかったね』と言いながら、なぜか自分がソフトクリームを食べ始めました。たぶん子どもに言わせたのでしょうね。

白々しく『買ってもらったらダメと言ったんだけどね』と笑っていましたが、絶対うそ。並んでいる間、声も掛けませんでしたから。今では、その友だちとは距離を置いています」(20代・女性)

最後の言い訳が白々しすぎて、自分のことではないのに腹が立つ……! 子どもに言われちゃったら断れるわけない、というのを理解してやってくるあたり、なかなかの曲者ですね。

■努力しないのに文句を言うママ友

続いては、子どもの部活に関するエピソード。センターに抜擢された娘について、あれこれ言ってくるママ友がいたのだそう。

「これは長女の部活で出会ったママ友のお話です。娘が小学校4年生になり、部活動が始まりました。長女は以前から憧れていたバトン部に入部。その年の新入部員は10名と、比較的多いほうでした。人数が多いこともあり、長女は上手くなりたいと必死に練習をしていました。そんな姿に感銘を受け、親である私も一生懸命練習に付き合いました。練習の成果が認められ、長女は新入部員のみが出場できる大会のセンターに選ばれました。

大会前の保護者会で、ほかのママさんたちから『〇〇ちゃん(長女)はとてもよい演技をするね』とお褒めの言葉をいただき、なんだか自分のことのように喜んでいたのですが、『基本がなっていないのに、よくそんなこと言えるわね』と水を差す人が。それは、同級生のママさん(=Aさん)。思いもよらない言葉に、一瞬ゾッと背筋が凍り付き、何も言い返せませんでした。

保護者会が始まり、会長さんや先生を中心に話し合いが進み、最後に質疑応答の場が設けられたのですが、Aさんが『基本のなっていない子が主軸となるのはいかがなものか』と言い始めたのです。

なんだか悔しくて涙が出そうになりましたが、グッとこらえていたところ、

『今回の新入部員は、しっかり練習をしているお子さんは基本ができていると私は思います』
『何を基準にそうおっしゃるのかはわかりませんが、日々の練習や自主練が演技に繋がっていて、さらに評価にも繋がります。今一度、ご自身のお子さんの練習状況やバトンノートの記載内容を見てあげてください。きっとバトンへ対する意識や意欲がわかると思います』

と、先生が味方をしてくれたのです。その後はさすがのAさんも何も言えない状態でした。なぜなら、そのAさんのお子さんはバトンノートを出さない常習犯だから」(30代・女性)

まずは娘さんの努力が実ってよかったですね。ノートを出さずに口だけ出す。先生がズバッと言ってくれたのもナイス!
(文・イラスト:ママテナ編集部)

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ママテナ編集部
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