カポナータは肌に嬉しい栄養成分がたっぷり!
カポナータとはイタリア南部のシチリア諸島の各家庭で食べられている伝統料理のひとつです。素揚げしたなす・パプリカ・かぼちゃ・玉ねぎなどの野菜を鍋でトマトと一緒に煮込んだものです。
これらの野菜には美容に効果的な、アントシアニン(なす)、パプリカキサントフィル(赤パプリカ)、β-カロテン(かぼちゃ)、ケルセチン(玉ねぎ)、リコピン(トマト)といった抗酸化成分が豊富に含まれているといわれています。抗酸化成分を摂取することで活性酸素による細胞のダメージを防ぎ、若々しい肌質へ改善する効果が期待できます。
一見、フランス料理としてお馴染みの「ラタトゥイユ」に似ていますが、ラタトゥイユはズッキーニをメイン具材として使っているのに対し、カポナータはなすがメイン。また、ラタトゥイユでは使わない白ワインビネガーや砂糖を使って甘酢漬けのように仕上げるのが特徴的です。
また、カポナータは作り置き(※冷蔵保存で4〜5日間が目安)もできるので週末など時間があるときにまとめて作っておくと良いでしょう。
栄養たっぷり!カポナータの基本的な作り方
それでは早速、カポナータの作り方をご紹介します。余ったらとろけるチーズをたっぷり振りかけてグラタン風にアレンジするのも美味しいですよ!
■カポナータの基本的な作り方
<材料>
・なす 2本
・玉ねぎ 1/2個
・パプリカ(赤) 1個
・かぼちゃ 1/8個
・ホールトマト缶 1缶
・白ワイン 50ml
・白ワインビネガー 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・塩胡椒 適量
・揚げ油 適量
<作り方>
1. なす・玉ねぎ・パプリカ・かぼちゃをすべて2cmほどの角切りにします。
2. 1の野菜を180度に熱した油で素揚げします。
3. 鍋にホールトマト缶と白ワインを加え、強めの中火で熱します。ふつふつと煮立ってきたら弱火にし、ホールトマトを木べらで潰していきましょう。
4. ホールトマトが全体的に潰れてピューレ状になったら、塩胡椒・白ワインビネガー・砂糖で調味します。
5. 4に2の野菜を加え、蓋をして弱火で10分間煮込んで完成です。
この夏は「カポナータ」でお肌に必要な栄養をしっかりチャージして、内側から輝く美を手に入れましょう!