冷凍した焼き魚もふっくら。プロの解凍法を試した結果「パサついてない」「これほど上手にできるとは」

冷凍した焼き魚もふっくら。プロの解凍法を試した結果「パサついてない」「これほど上手にできるとは」

鮭やアジなどの冷凍焼き魚は、温めるとパサついてしまいがち。ニチレイフーズの公式サイトに上手な解凍テクニックが掲載されています。本記事で詳しい内容をご紹介。ふっくらしっとりとした仕上がりになるので、みなさんもぜひ実践してみてくださいね。

2. 開きや1尾の場合→フライパンで加熱する

アジ、さんま、いわしなどの開きや1尾の焼き魚は、フライパンで加熱するのが正解。皮はパリッ、身はふっくらと仕上がります。

手順

1. 水と酒を振りかける

火にかける前のフライパンに、焼き魚の皮を下にして入れます。1尾につき、水大さじ2杯と酒大さじ1杯をまんべんなく振りかけましょう。

酒の香りが気になる場合は、水に置き換えてもOKです。

2. 蓋をして加熱する

蓋をして弱火で約2分加熱します。蓋がなければ、軽くシワをつけたアルミホイルで代用しても構いません。

3. 裏返してさらに加熱する

ヘラやフライ返しを使って魚を裏返し、蓋をせずに約2分加熱します。 ポイント

水分を補って焼くことで身がふっくらと仕上がる

酒を振ると魚の臭みがやわらぐ

箸で裏返すと皮がはがれたり身が崩れたりするため、ヘラやフライ返しを使う

ふっくらやわらか!魚臭さもなし

開きは身が薄いため、加熱すると硬くなりがちです。しかし水分を補ったことにより、カピカピにならず、ふっくらやわらかな食感に仕上がりました。

酒の効果で魚臭さも一切なし。皮もベチャッとしてません。

3. お弁当に入れる場合→自然解凍する

冷凍した焼き魚をお弁当に入れる場合は、自然解凍するのがおすすめ。魚の厚みや大きさ、気温などにもよりますが、3時間ほどで解凍できます。

保冷剤代わりにもなり一石二鳥。ただし夏場は悪くなりやすいため、保冷剤を別でつけましょう。

手順

お弁当箱にごはんやおかずを詰めます。じゅうぶんに冷めたら、焼き魚を凍ったまま入れるだけ! ポイント

ごはんやおかずが冷めてから、焼き魚を凍ったまま詰める

夏場は保冷剤をつける

しっとりジューシー。水っぽさもなし

再加熱しないため、水分を逃しにくいのが自然解凍の利点。しっとりジューシーな食感に仕上がっています。

「凍ったまま入れると水っぽくなってしまうのでは?」と懸念していましたが、そんな心配はまったく無用。ごはんやほかのおかずもベチャベチャになっていませんでしたよ。

関連記事: