くるんと上を向いたまつ毛って、目が大きく見えてとってもステキですよね。そんなくるんとまつ毛を作るために、ビューラーを使いこなす練習をした人も多いのでは? 今回はそんなビューラーによって思わぬ悲劇を招いてしまった経験のある、私の知人Iさんに聞いたお話です。
くるんとまつ毛になりたくて
Iさんは当時高校生で、メイクを覚えたばかり。流行りのメイクはとにかく目力を強調するものであったため、ビューラーでまつ毛をカールさせ、マスカラを塗り重ねていました。
しかし、せっかく苦労したまつ毛のカールをキープするのは非常に難しく、キープ力の高いマスカラを使うなど試行錯誤の毎日。
そんなある日、Iさんがファッション雑誌で目にしたのが、熱の力でまつ毛をカールさせるというホットビューラーの存在でした。
「これ欲しい! でもちょっと高いな……」
ホットビューラーはまだ高校生のお小遣いで買うには高価すぎるため、Iさんはどのようにしてお金を貯めるか悩んでいました。
友人が教えてくれた方法とは
そんなある日、Iさんはオシャレでメイクも上手な友人と2人でお茶をすることになりました。
「ねえ、まつ毛ってどうしてる? 私ホットビューラー買おうと思ってるんだけど高くて」
その友人はいつもキレイにまつ毛をカールさせていたため、何か秘訣があれば聞こうと思ったのでした。
「ホットビューラー使わなくても、ライターで温めたらいいよ」
「え、ライター?」
「そうそう。火でビューラーをあっためたら、ホットビューラーと同じでしょ」
「なるほど……」
友人のメイク法を聞き、深く納得したIさん。さっそく父親の100円ライターをひとつ拝借し、実際に試してみることにしました。