■出産祝い&内祝いでトラブルに?
まずは、会社の先輩との間に起った金銭トラブル。でもたしかに出産祝いと内祝いのバランス(?)は難しいかも……。
「直接的な金銭トラブルではありませんが、『出産祝い』『内祝い』に関することでモヤッとしたことがありました。
会社の仲良しの先輩が、お子さんを出産されました。自分のことのようにうれしくて、出産祝いとして私は15000円相当のプレゼントをしました。ところが、内祝いは3000円相当のものでした。私の中で、内祝いといえば3分の1から半額くらいでお返しするのがマナーかと思っていたので少しびっくりしましたが、お祝いごとなのであまり気にしないようにしていました。
それからしばらくして、私も第一子を出産。期待するのはよくないけれど、先輩だし、私からもお祝いをあげているので、『何かもらえるだろう』と漠然と考えていました。が、何回も会っているのにその気配はなく……。3か月ほど経ってから3000円分の金券をいただきました。しかもレシートが一緒に入っていて、さすがにびっくりしました。
そういう場合、1500円分の内祝いを返すべきでしょうか。主人とも話しましたが、結局『なくてもいいんじゃないか』という結論になり、内祝いは返しませんでした。これから結婚祝いや出産祝いなどを贈ることもあるかと思いますが、期待してはいけないなと改めて思いました。それと同時に、『自分も相手に不快な思いをさせないように気をつけなきゃ』と考えさせられた出来事でした」(20代・女性)
出産に限らず、誰かに何かを贈る場合、一番大切なのは「気持ち」でしょう。でも、金額に見合ったものを選ぶなど、ある程度の気遣いは必要かもしれませんね。
■立て替えたお金を徴収できないまま疎遠に
続いては、子どもの習い事の現場で起こった金銭トラブルです。立て替えたお金を徴収できないまま、ママ友と疎遠になってしまったのだとか。
「子どもが通っていたダンススクールでは、生徒が先生の教室へ行くのではなく、先生を公民館に招いてレッスンしてもらう形をとっていました。複数いる保護者の中から代表者を選び、その人が公民館の予約や先生への連絡、代金の支払いをするシステムで、その代表者を私がつとめることになりました。
かかったお部屋代などを人数で割って、あとで徴収するのですが、Aさんだけはいつも『ごめん、今日も忘れちゃった』『また今度持ってくるね』と言って、なかなか払ってくれませんでした。私は『お釣り出せるよ』などさりげなくアピールして、無理にでも徴収しようと試みましたが、『お財布を持って来ていないの』とかわされてしまい、何か月も滞納され続けました。しつこくメールで催促してようやく持ってくることもありましたが、半年分を滞納されたこともありました。
最終的にAさん親子は教室を辞めることになったのですが、何の連絡もないまま来なくなったので、滞納された月謝はもらうことができず、結局うやむやにされてそのままになっています。家はご近所なのでたまに会うこともありますが、その時のことを言い出せずにいます」(40代・女性)
いまだに回収はできていないんですね……。「財布を忘れた」と言われてしまっては、無理にバッグの中を探るわけにもいかないし、どうしたらよいのでしょう。旦那さんがいる時に家まで乗り込むとかですかね!?
(文・イラスト:ママテナ編集部)