調理時間は調理方法や道具で短縮できますが、どんな食材を使うかでも、料理が完成するまでにかかる時間は大きく変わってきます。手間を省き、時短できる食材選びのポイントをチェック。ポイント別にどんな時短食材があるのかを今回は注目してみましょう!
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
料理を作りたいと思うときに、まず何から始めますか? 献立を決める上で、その日に食べたいものや使える時間、家族の好みなど、基準となるものはたくさんありますよね。ただし、短時間に手早く用意する必要がある場合には、食材選びが大きなカギとなります。
手間や調理時間を少なくするには、便利な調理家電などもあります。ただし、どのご家庭にもあるわけではなく、価格もそれなりにするのが現実……。置く場所の確保や、使い方をマスターするのにもちょっと時間がかかるので、思い立ったからといってすぐに取り入れられるわけではありません。
その点、使う食材を選ぶことはすぐに始められること! 状況に合わせて使いやすいものを選ぶだけなので、誰でも活用できる方法です。
今回は、時短できるポイントごとに食材をピックアップしてみました。実際に選ぶときには、どこに重点を置くかで変わってくるとは思いますが、自分にとってそのとき使いやすいポイントを考えて食材選びをしてみると、意外に効果がありますよ♪
1. カット不要食材
ひき肉、こま切れ肉、切り身魚、ウインナー、卵、カット済みチーズ、ヨーグルト、牛乳、もやし、ミニトマト、レタス、麺類、カット野菜、下処理済み野菜など。
調理の手間の中で時間がかかるのは、切る作業。ざっくり切るだけならそこまで時間はかかりませんが、切る回数の多い千切りやみじん切りなどは、手間も時間もかかります。初めからカット不要の食材を使えば、その手間は省け、すぐに調理したり食べたりすることができます。
カット済みや下処理済み食材も販売されているので、そういったものを利用することもできます。注意点は、カットした野菜などは傷みやすいので、購入後早めに消費することが必須。保存期間は短いのですが、使い切る量で販売されているのでとても便利です。
芋類は、焼き芋のように皮も含めて丸ごと使用するときには手間がかかりませんが、カットして使う場合にはアク抜きしないといけないさつまいものような食材もあります。同じ食材でも使い方で手間のかかり具合も変わります。
2. 下処理少なめ食材
ベーコン、肉類、柵(さく)の刺身、豆腐、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、キャベツ、きゅうり、トマト、ネギ、大根、にんじん、かぶ、アスパラガス、きのこ類など。
切る作業は全くないわけではないけれど、少なくてOKな食材は意外とたくさんあります。
食材を使うときにはいくつかの下処理が必要な場合がありますよね。たとえば、皮むきやアク抜き、臭みの強い食材は臭み消しをしたり、骨つきの肉や魚はさばいたり、骨抜き作業が必須だったりします。
時間的に余裕のあるときには、手間をかけて引き出されるおいしさをぜひ堪能してほしいところですが、時間がないときには、下処理や手間があまりかからない食材を使うと、グッと楽になります。
配信: マイナビ子育て