わが家に立ちはだかった「小1の壁」娘の不登校を経験して思うこと

1人で抱え込まず、いろいろな人に相談を

娘が不登校になるまでは、もしそうなったら「無理に学校に行かせなくてもいいんじゃないか」そう思っていました。けれどわが子が実際そうなると、「ずっと学校に行かなかったら…」「勉強はどうしよう…」といろいろな不安が押し寄せてきて、心が元気になるまで見守りたい気持ちと、学校に行ってほしい気持ちと毎日シーソーのように揺れ動き、先の見えない真っ暗闇の中を進んでいるようでした。

そんな中、1人で抱え込まず、ママ友や職場の人、中学からの同級生などいろいろな人に話を聞いて、何とか自分の心を保っていました。いろいろな人の話を聞く中で、不登校を経験している人が自分が思っているよりも多く、みんな大人になって自分の好きな道を選んで頑張っている話を聞くと、少し心が軽くなり光が見えてきたような気がしました。

ソーシャルワーカーの先生との出会いで見えてきた光

学校専属のソーシャルワーカーの先生がいることをママ友から教えてもらい、ソーシャルワーカーの先生に娘の状況を話すと、「ゆっくりまずは休んで、娘のペースでゆっくり進めましょう」と言ってもらい、「学校に行かせなければならない」という呪縛から解き放たれたような感覚になり、ホッとしたのを覚えています。

不登校の専門的な知識のあるソーシャルワーカーの先生と、担任の先生と娘も交えて月に1回面談をして、先生とカードゲームをして遊んだり、どの授業なら出られそうかなど娘の気持ちに寄り添いながら話を進めたりしてもらったおかげで、徐々に娘の表情も明るく笑顔が見られるようになり、私と一緒なら少しの時間、授業に参加できるようになってきました。

1人で抱え込まず、いろいろな人を頼ったことで見えてきた光。困った時は、誰かを頼る大切さを改めて学びました。

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