準備方法や対策はどうすべきか
基本的に高校の費用は、その時の収入から支出しますから、特別準備する必要はありません。しかし、子どもが高校生になる頃に収入減少が予想されたり、双子がいたり、きょうだい全員の教育費を考えると高額になると予想されたりする場合は、準備しておいたほうが良いでしょう。この場合、目標とする金額を今積み立てた場合、月々の積み立てがいくらになるか逆算します。
無償化されるもの、されないものを区別する
無償化と聞くと、負担がかなり小さくなる印象を持ちますが、実際に保護者負担がゼロになるわけではありませんし、塾や予備校に行くなら学校以外の費用も大きくかかってきます。慌てず対応できるよう、どの程度の負担が発生するのか、制度と照らし合わせてご自身の家庭における教育費の目安の金額を知っておきましょう。
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執筆者:前田菜緒
FPオフィス And Asset 代表、CFP、FP相談ねっと認定FP、夫婦問題診断士
配信: ファイナンシャルフィールド
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