【ジェンダーレスがテーマの絵本 8選】男の子らしさ、女の子らしさなどの”こうあるべき”を手放す | HugMug

ジェンダーレスがテーマの絵本 05ジェンダーギャップに親はどう寄り添う?『色とりどりの ぼくの つめ』


¡Vivan las uñas colores!
© Text: Alicia Acosta and Luis Amavisca, 2018
© Illustrations: Gusti, 2018
© NubeOcho, 2018

『色とりどりの ぼくの つめ』文:アリシア・アコスタ ルイス・アマヴィスカ 絵:ガスティ 訳:石井睦美(光村教育図書)対象年齢:4歳くらいから

「マニュキュアに夢中の僕。元気な色を塗った爪を見るのが大好きなのです。ところが学校にしていくと、『やーい、女の子!』と男の子たちがはやしたてます。悲しくなった僕は、やっとのことでパパとママに気持ちを打ち明けます。するとパパもマニキュアを爪に。僕の気持ちをさりげなく励ますその素敵な姿は、子どもの寄り添い方のお手本にも。性別にとらわれず、好きなこと、楽しいことを追求すれば、いつかきっと周りも変わるはず。多様な世の中へ、扉を開いてくれる一冊です」

ジェンダーレスがテーマの絵本 06大人も共感! 社会的役割についてのお話『たかく とびたて 女の子』

『たかく とびたて 女の子』著・絵: ラケル・ディアス・レゲーラ 訳: 星野 由美( 汐文社)対象年齢:6歳くらいから

「夢はパイロット、バイオリン弾き、作家、なんだったら火星人にだってなれるかも? でも『ソレハムリ』、『カタハメ』、『ガイケンビジン』などの悪の軍団が、夢に向かって飛びたとうとする女の子たちを妨げます。でも、大丈夫。どうしたらやる気の翼くを持てるようになるのか、わかります。思い込みや従来の社会的役割から解放されて、自由に羽ばたいて! そんなエールをもらえる作品。見返しに描かれた一面の翼も色彩豊かで美しく、象徴的です」

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