コロッケは宇宙かもしれない
完成しました!
まるっとしていてかわいい。春の景色のような色合い。
関さんの満面の笑みを浴びながら、さっそくいただきます!
これは…!コロッケだと思いながら食べるとかなり個性的。まず、五色あられの衣の食感がポリポリさくさくで新鮮。
内側のじゃがいもゾーンは、基本さっぱりとした風味なんだけど、ソースなしでもしっかり味が感じられて、しらすの風味、塩昆布の旨味、菜の花の苦味がぎゅんぎゅん伝わってきます。
食感や風味のレパートリーがたくさんあって、食べ進めるのが楽しい!
気持ちまで華やかになる…
コロッケにこうやって何かをたっぷり忍ばせるのっていいですね…!
興奮でふんふん息を荒くした筆者を見ながら、「うふふ(笑)。忍ばせるといえば、じゃがいもとほぐした鮭を混ぜて、中心にいくらを忍ばせる…っていうコロッケもおいしいんですよ」と、豪華なサプライズコロッケのエピソードを話してくれた関さん。
「いくらが入っていることは秘密のまま、食卓に出すんです。だから食べてびっくりするコロッケ(笑)。昔うちでみんなに出したら、鬼奴が『(こんなに豪華なものを忍ばせておきながら)なんでそんなにしれっとしていられるんですか!』って驚いていました。『自分だったら、どうだ入ってるぞって気持ちが隠しきれなくて、食べている人の表情を見ながら、もっとにやにやしちゃう』って。」
なんとも楽しそうで、おいしそうな話。考えただけで顔がほろほろ緩んでしまいました。
食べる人がどんなリアクションをするのか、わくわくしながら、想定外のおいしい何かを忍ばせてみるのっていいですね。もしかすると、忍ばせた本人ですら、実際に口にしてみたら「想像していたのと違った!」となって、新しい気持ちに出会えるかもしれません。
もしかしてコロッケって宇宙…?
ちょっと極端かもしれませんが、そんな気すらしてきてしまいました。
ぜひ、今回のレシピはもちろんのこと、お好みで思い思いの具材を入れてみるなどして、チャレンジを広げてみてほしいです。コロッケの懐は深い!
配信: アイスム