芸人ボルサリーノ関好江さんに料理を作ってもらいながら、おいしさのポイントなどを伺う本連載。今回のレシピは、コロンと愛らしい姿と開けた時の華やかさにきゅんとなる「しらすのあられコロッケ」。長年いろんな角度からコロッケのアレンジを楽しんできた関さんならではの食材のチョイスにぜひ注目してほしい一品です。
しらすのあられコロッケ
材料(6個分)
じゃがいも…2個(300g)玉ねぎ…1/2個菜の花…3本しらす…30g
塩昆布…大さじ1和風だしの素…小さじ1/2塩…少々こしょう…少々バッター液卵…1個小⻨粉…大さじ3水…大さじ1.5
あられ…適量パン粉…適量
作り方
1. じゃがいもは皮をむいて切り分け、串が通るまで茹でつぶす。耐熱容器に入れてレンジで6分(600W)加熱するのでもOK。2. 玉ねぎはみじん切りにしてラップで包んでレンジで1分(600W)加熱。菜の花はさっと茹で、水にさらして水気を絞り 1cm 程度に切る。菜の花もラップに包んでレンジで30秒(600W)加熱するのでもOK。3. 1と2をボウルに入れ、じゃこと塩昆布、だしの素と塩こしょうを加えて混ぜ、6等分して丸く成型する。4. バッター液の材料を混ぜて3をくぐらせ、半分はパン粉、半分はあられをまぶす。5. 170度の油でカラリと揚げて完成。
コロッケの懐はとても深い
コロッケを作るのが好きで、これまでいろんなコロッケを作ってきた関さん曰く、コロッケは「懐が深い料理」。
「いもの種類、衣、具材、味付け、いろいろ変えて作れるから自由で楽しいんです!」
「じゃがいもの代わりに里いもで作ってもいいし、チープなのが食べたい気分の時は、お肉を入れずにじゃがいもだけのコロッケを作ってみるのもあり。パン粉の代わりに砕いたそうめんを使ってもパリパリでおいしいんです。
少ないお肉でいっぱい作れて、満足度がしっかり高いのもうれしいですよね(笑)。一人暮らしを始めたてのころから、家に人が来る時にもよく作っています。残ったきんぴらを入れてもおいしいんですよ。レシピが無限にある料理だと思います。」
今回具材に選んだのは、菜の花としらす。
「コロッケを割った時に、菜の花の緑色が見えたらきれいかなと思って!」
まずはじゃがいもの皮をむいて、いくつかに切り分けるところからスタート。
「じゃがいもと菜の花は、鍋で茹でてもいいし、電子レンジでチンしてもどっちでもお好みで!」
お湯から出して水にさらしたら、水気を絞って、食べやすいように1cm幅程度にカット。
鮮やかな緑色がまぶしい。春の色!
玉ねぎはみじん切りにしたら、ふわっとラップをかけて電子レンジで加熱します。
配信: アイスム