将来について話し合ってみよう
20歳前後は、アルバイト社員としての需要も高いため、好きな仕事に就きやすいでしょう。しかし、フリーターのままでは正社員との収入差は確実に開いていきます。早い段階で将来に目を向け、自分の進む方向をある程度定めたうえで行動しなければいけません。
年収のデータも提示しつつ、また、年齢を重ねると就職が難しくなる点も伝えながら、一緒に将来について話し合ってみましょう。本人が意識を変えなければ状況も変わりません。
もちろん、将来設計があったうえでフリーターを選択している可能性もあります。就職のみが正しい選択というわけではなく、この先の生き方や稼ぎ方などを真剣に考えることが何よりも大切です。
フリーターと正社員の年収差は300万円以上
国の統計データをみると、正社員として働く人とそれ以外の働き方の人の年収には、300万円以上の差があることがわかります。決して小さな差ではありません。年収差以外にも、ボーナスや福利厚生が正社員よりも得づらく、社会的信用が低いといったデメリットもフリーターにはあります。
一方で、自由度が高く多様な経験が積める点はメリットです。さまざまな観点から将来について話し合う機会を設けてみるのもよいでしょう。
出典
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
配信: ファイナンシャルフィールド
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