新型コロナワクチン“約2.4億回分”破棄へ、厚労省「購入が無駄だったとは思ってない」

新型コロナワクチン“約2.4億回分”破棄へ、厚労省「購入が無駄だったとは思ってない」

厚生労働省が発表した内容への受け止めは?

今回、厚生労働省が決めた方針について受け止めを教えてください。

郷先生

新型コロナウイルスが5類に移行したことに伴って、様々な予防や治療に自己負担が求められるようになりました。そのこと自体は自然な流れと言えます。ワクチン接種の普及によって、当初の死に至る病から、ある程度様子を見ることができる感染症になったと言えるでしょう。そういった意味で、無料でのワクチン接種は非常に効果的であったと言えます。今後は個人負担となりますが、持病がある場合や高齢者など、重症化の可能性がある人は引き続きワクチン接種が求められます。行政には費用補助を継続してほしいと考えます。

まとめ

厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの臨時接種が先月末で終了したことに伴い、約2億4415万回分のワクチンを破棄することを明らかにしました。こうした数字1つとっても、新型コロナウイルスが世の中に与えた影響の強さを感じる発表となりました。

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