債務整理をしてもキャッシングできる? リスクや注意点を解説

債務整理をしてもキャッシングできる? リスクや注意点を解説

5、債務整理後キャッシングがしにくいからと闇金で借りてはいけない

債務整理してもキャッシングすることができる貸金業者はありますが、闇金から借りるのは避けなくてはなりません。

闇金とは法律による規制を無視した貸金業者のことで、法定金利や総量規制などを遵守せずに融資を行っています。債務整理をするとキャッシングしにくいと思い闇金に手を出してしまう人もいますが、決して利用しないようにしましょう。

どうしてもキャッシングする必要がある場合は、金融庁の監督を受けている正規の貸金業者でキャッシングすることをおすすめします。

闇金の金利は非常に高いため返済不能になる場合がほとんどで、闇金からの借金をするとトラブルを起こします。一見すると低い金利に見えても、年利に計算し直すと高い金利を払うことになるものです。場合によっては、再度債務整理の手続きを行わなくてはならなくなることもあるため、闇金では絶対に借りないようにしましょう。

なお、正規の貸金業者であれば事務所やホームページには貸金業者の登録番号が表示されているので、借入をする前に確認することをおすすめします。

なお、闇金について詳しくは「闇金とは?闇金の実情と闇金以外でお金を工面する方法」をご参照ください。

6、債務整理後にキャッシングできるところで借りても問題ない?リスクはあるの?

前述のとおり、債務整理後にキャッシングしたことが弁護士に知られてしまうと、担当弁護士に再度の債務整理の依頼ができないリスクがあります。依頼者のことを考えて真剣に取り組んでいてくれた弁護士の信用を失うことになるのです。

たしかに弁護士にバレなければ特に困ることはありませんが、バレたらどうしようという不安は常に付いて回ります。新たにキャッシングしても無事に返済していければいいのですが、何かのきっかけで支払いが滞ることがないとは言い切れません。

債務整理後にキャッシングをすることにはリスクがあるので、キャッシング前によく考えるようにしましょう。

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