■PTAの飲み会に強制参加。お酒が飲めないのに割り勘!?
保護者同士で親睦を深めようと開催されたPTA飲み会。お酒が飲めない女性が参加したところ、まったく楽しめなかったようです。
「子どもが通う小学校では、在学している6年間で必ず一度はPTAの仕事をしないといけないことになっています。比較的楽な体育委員や広報委員はやはり人気で、しかも人数も少ないため争奪戦に。私も希望しましたが、3年連続でくじに外れてしまいました。さすがに諦めたほうがよさそうだと思い、仲良しのママ友と地区委員をすることに決めました。
地区委員は、仕事量はちょっぴり多いのですが、その分、人数も多いのが特徴です。そこで委員長から、『新学期が始まる前に一度みんなで集まって、交流を深めよう』と提案がありました。私は家系的にもお酒が弱く、あまり乗り気ではありませんでしたが、半ば強制的に参加させられました。
そういう事情もあって、飲み会中は仲良しのママ友とばかりと話していたのですが、酔っぱらった委員長から『そこ、さっきから2人で話しすぎ』『一人こっちに来て』と引き離されました。
1次会の終了予定時刻になった頃、帰る準備をしていると、またまた強制的に2次会に参加させられることに。『みんな子どもがいるから、早く帰るだろう』と思っていたのですが……。ソフトドリンク2杯しか飲んでいないのに、お会計はまさかの割り勘。散々な目に遭いました」(30代・女性)
お酒を飲めないのに参加させられ、ママ友と話すことも許されず、誰かが飲んだお酒の分までお金を払わせられる。これほどつまらない飲み会はないでしょうね。
■委員長決めが難航。ある人が空気を読まない発言連発
続いては、PTAの委員長決めが舞台。ひとりだけ、自己中で空気を読まない発言をするママがいたそうです。
「うちの学校は、1人1回はPTA役員をやるのがルール。そのため、みんな積極的に立候補するなど、学年委員を決めるところまでは順調に進みます。が、やはり代表にはなりたくないので、委員長決めが難航します。
私の時も委員長決めで揉めたのですが、Aさんだけが自己中発言を繰り返し、悪目立ちしていました。『私はこういうの本当に苦手だから無理』と言うAさんに対し、まわりも『得意な人なんていないよ』と応戦しますが、畳み掛けるように『Bさんは要領がいいし、仕事もできるから絶対大丈夫!』『私さんは?』と、勝手に推薦していくんです。
仕事や家事、育児で優劣をつけるわけではありませんが、やりたい・やりたくない以前に、フルタイムで働いていたり、下の子がまだ小さかったり、ある程度は各家庭の事情も考慮すべきですよね。そういったことをお構いなしに押し付けようとするので、まわりも困っていました。するとAさんは、『じゃあ誰がやるの?』とイライラし始めました。
私は思い切って『やりたくない気持ちはみんな一緒』『公平に、じゃんけんにしましょう』と言ってみると、Aさんだけが大ブーイング。『私は絶対無理!』『もし私になったらあなた責任取れるの?』と言い出したんです。
埒が明かないので、『そんなに嫌なら私がやります』『その代わり、みなさんもフォローしてくださいね』と引き受けましたが、いま思い出しても腹が立ちます」(30代・女性)
どうして無理なのか、理由を言わずに拒否するあたり、非常に厄介……。自分のことは棚に上げて、他人に押し付けようと必死なのが伝わってきますね。
(文・イラスト:ママテナ編集部)