■勤務先でトラブル発生。カメラに映っていたのはまさかの!?
一つ目の体験談は、一緒に働いていた同僚が不倫していた、というお話。まさかの出来事がきっかけでバレてしまったそうです。
「私の勤め先にいた男性店長(既婚)と同僚の女性パート(独身)が不倫していました。2人とも30代で、普段から仲が良いことは周知の事実でしたが、店長はどの女性スタッフに対しても愛想が良く、やさしい人だったため、特に贔屓しているようには見えませんでした。
ある日の営業後、レジの精算を終えると、金額が合わずみんなが困っていました。『念のためカメラを見てみよう』ということになり、本社スタッフ立ち合いのもと、チェックが行われました。
ピリついた空気の中、映像はどんどん進んでいきます。すると、そこに映っていたのは、例の2人の姿でした。お金を保管している部屋で、堂々といちゃついていたのです。その様子は、バッチリとカメラにおさめられていました。
後日2人は呼び出され、事実確認されたる羽目に。結局、精算金額が合わなかったことに、彼らは関与していなかったそうですが、『就業中に何をしとるんだ』とお𠮟りを受けたようです。店長いわく、『明かりを消していたから見えてないと思っていた』とのことですが、暗視カメラですからね……。
店長は地方へ異動、同僚は自主退職という結果になり、2人は別れたそうです。しかしその店長は、今では本社で部長クラスに上り詰めています」(40代・女性)
まったく別のトラブルがきっかけでバレてしまうなんて、やっぱり悪いことはできませんね。この手の話は、当事者たちが地獄に堕ちる結末が定番ですが、元店長さんが出世しているのも衝撃でした!
■突然押しかけてきた友人夫婦。怒りのワケは?
続いては、友人の不倫騒動に巻き込まれてしまったご夫婦のお話。突然、身に覚えのない不倫疑惑をかけられたのだとか。
「ある日、22時を過ぎた頃、家のチャイムが鳴りました。『こんな夜に誰だろう』と思いながらもドアを開けると、そこには学生時代からの友人の旦那さん(=A男)の姿が。とても怖い顔をしていたので、何かあったのかと驚いて聞いてみると、『旦那さんいる?』と怒った口調で言われました。
夫はその時、リビングでスマホゲームをしていたのですが、なかなか戻ってこない私を心配してか、『どうしたの』と出てきたんです。するとA男が『あんた、うちの嫁と不倫してるんだって!?』と叫び、夫も私もポカン状態に。驚いた私は『え?どういうこと?』と夫を見ると、夫は『え?知らないけど……え?』と、かなり動揺している様子。
『本当のことを言えよ!』とA男が家の中に入ってこようとした時、遅れて到着した友人(B子)が慌てて止めに入りました。夫婦で揉めているのを横目に、私たちは呆然としていました。
B子は『ごめんね!違うの!私が悪いの』『迷惑かけてごめん』と必死に謝りますが、何を謝られているのかもわからず。とりあえず家の中に入ってもらいました。A男もB子も興奮気味だったので、落ち着いてもらうためにお茶を出し、その後事情を説明してもらいました。
話を聞くと、どうやらB子の不倫がA男にバレ、咄嗟にその相手がうちの夫だとウソをついたと言うのです。A男には『友だちの夫と不倫をしてしまい反省している』『もう終わりにするし、友だちを傷つけたくないから言わないで』と。本当の不倫相手を知られたくなかったのでしょうが、呆れてしまいました。
B子はとても反省した様子で、巻き込んでしまったことを何度も謝罪してきたので許しましたが、以前のようには信用できなくなっている自分がいます」(40代・女性)
保身のために、関係ない人まで巻き込むなんて、迷惑以外の何物でもありませんね。しかも、古くからの友人ですよ? 「以前のように信用できない」というのも、当然のことです。
(文・イラスト:ママテナ編集部)