■あとから来た人が先に呼ばれる。店員の態度に怒り
まずは、案内の順番をめぐって店員さんともめたという女性のお話です。
「以前、レストランへ行ったときのお話です。ホールスタッフはみな忙しそうで、私たちが入店したことに気付いてはいるものの、誰も対応してくれませんでした。
そのまましばらく待っていると、他のお客さんも来店し、その方たちは入り口付近にある『順番待ちノート』に名前を書いていました。名前を書いたあとは、私たちの後ろに列を作るようにして並んでいて、少し経った頃にようやくホールスタッフがやってきました。そして、ノートを見て『〇〇さん、こちらへどうぞ』と案内し始めたのです。
私たちが先に入ったのに……と思い、そのスタッフに伝えると、『ノートに名前を書いた人を優先的に案内するシステムです』と言って、私たちを無視しようとしました。
しかし私も、『来店した時は私たち以外に誰もおらず、すぐに案内されると思って名前を書かなかった』と反論。スタッフは、自分の対応の遅さを指摘されたと思ったのか、強い口調で『これがうちの決まりです』と言って、結局ノートに名前を書いた人から案内を始めました。そのお客さんも気まずそうな表情で、『ごめんなさい』と言わんばかりに頭を下げる人もいました。
この日は、ここで食事をしましたが、あれ以来そのお店には行っていません」(40代・女性)
来店したことに気づいていながら対応しなかった店側の落ち度ではあるし、その後の対応もよくなかったと思います。が、あとから来た人がノートに名前を書いているのを見たのなら、同じようにすればよかったのではないか、とも思ってしまいますね。
■石焼ビビンバが冷たい!?
続いては、焼肉屋さんでの出来事。石焼ビビンバといえば、アツアツなイメージですが、出てきたのは……?
「家族で焼肉屋さんへ行ったとき、大好きで、いつも食べている石焼ビビンバを注文しました。20分ほど待って、ようやく完成。やけどしないよう、慎重に口へ運びました。しかしまったく火が通っておらず、冷たいまま。
急いで店員さんを呼び、変えてくれるようにお願いしたのですが、不貞腐れた顔をしながら何も言わずに片付けていったのです。
戸惑いながらも待っていると、先ほどの店員さんが戻ってきました。作り直したものを不愛想に“ゴトッ”と私の前に置き、厨房へ行ってしまいました。
悪びれる様子はなく、謝罪もなし。さすがに頭にきたので、人生で初めてテーブルにあるアンケート用紙に苦情を書きました。名指しで。
その後、もう一度そのお店に行ったところ、あの店員さんの姿はありませんでした。たまたま休みだったのかもしれませんが、一方でアンケート用紙に書いた効果があったのかもしれないと思うと、気持ちが少し晴れました」(30代・女性)
石焼ビビンバのよさは“アツアツ”なのに、火が通っていないとは。アンケート用紙が効いたかどうかはまだ判断できませんが、それで少しでも気持ちが晴れたのならよかったです!
(文・イラスト:ママテナ編集部)