子どもを朝叱らない方がいい理由
先日、朝子どもを叱る危険性を指摘したツイートが話題になりました。
【@tonton_beatさんのツイート】
“安全教室の指導員をされている方から「子供を朝は叱らないで下さい」とお話があったけど、出掛ける時の気分で事故が起こる事があるそうです。大人だって一緒。事実、一時停止違反で捕まったのは嫁と喧嘩して家を出た日だったから”
確かに、親に叱られた後の通学は、気分が落ち込んだりイライラしたりして、注意力が散漫になることが想像できます。暗い気分でうつむき加減で歩いていたとしたら、その分視野が狭くなり、思わぬ交通事故に巻き込まれる可能性もあるかもしれません。大人でも普段はしない交通違反をしてしまうくらいなので、子どもともなればなおさらです。
もしも朝、子どもを叱りたい出来事が起きたとしても、その場はグッとこらえて笑顔で学校へ送り出してあげたほうがいいのかもしれません。
「実際に叱らないことは難しい」という声も
とはいえ、ツイッターでは、「頭ではわかっていても、朝子どもを叱らないことは難しい」と、ママの苦悩を呟く人も多数。やはり忙しい朝は、子どもを叱ってでも通学の準備をさせないといけないし、叱らないと動き出さない子どもも多そう。
@tonton_beatさんは、安全教室の指導員の方に「朝叱らないかわりに夜叱ってください」と言われたそうです。なるべくなら朝叱らずに、お互いに気分よく子どもを送り出せるといいのですが、なかなかそううまくはいかないかも。朝から叱ってしまった日は、せめて家を出る時に、気分を切りかえて「気を付けて行ってきてね」と言って送り出してあげるといいかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)