’84年に芸能界デビューした財前は『お水の花道』『スチュワーデス刑事』など、数々の主演ドラマでヒットを飛ばし、シリアスからコメディーまでこなすベテラン女優として活躍。私生活では’03年に元フジテレビ社員と結婚し、’06年に長男が誕生。だが、北海道に赴任した夫と実家の大分で子育てをする財前の間には次第に溝が生まれ、’12年には離婚している。
同誌によれば、彼女は’16年5月から9月までのわずか4カ月間で「メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」「行動心理士」「シニアピアカウンセラー」「終活ライフケアプランナー」「エレガンスマナー」と6つの資格を取得。「50歳を迎えて、“何か社会貢献をしなきゃいけない”という強い意識を持つようになりました。“誰かのために何か役に立てる人間になった方がいい”と思ったんです」と語り、通信講座で勉強を積み重ねていったという。
取得した資格のほとんどが「心理」に関連するもので、中でも、将来自身が一番なりたいと思っているのは「終活ライフケアプランナー」だそう。「自身に万が一のことがあった場合、自分の意思や家族に迷惑をかけないために知らせておきたいことを書いた“終活ノート”の重要性をアドバイスしたい」と言う彼女は、すでに自身の「終活ノートを書いている」と告白した。
次は子育て経験を生かせるような養育に関する資格を取得したいと語る財前。資格を取得することは自分自身を見つめ直すいいきっかけにもなるという。クレーバーであり、人として母として、ひと回りもふた回りも成長した彼女の女優人生はこの先さらに大きく開花しそうだ。
(文/タカザワ紅緒)
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財前直見 オフィシャルサイト