「さあ片付けよう!」そう思った時に皆さんは何から始めるでしょうか?
「さあ!」と思った瞬間にパソコンの電源をつけ、検索した結果、このサイトにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれませんね。また、収納用品を勢いで買いに行く方もいらっしゃるでしょう。手軽に買える100円均一に行かれる方も少なくないかもしれませんね。これは片付けの手順の大きな誤りなのです!
片付けのステップは、「1.選ぶ」「2.収める」「3.維持」するです。
今回は片付けられる量にするための方法 「1選ぶ」をご説明したいと思います。
自分の管理できる量、これからの人生を豊かにする物を選びましょう。お子さんの持ち物は本当にお子さんの生活を豊かにしていますか? もしかしたらそれが、本当に遊びたい物を広げられない原因になっているかも。ママが遊んでほしくて買った知育玩具は、欲している物とは全く違うかもしれません。
3歳くらいになったら、お子さんは自分の好みなどもはっきりとしてきていると思います。お子さんと一緒に、本当に必要な物は何かを考えてみましょう。
片付け慣れていないお子さんは「全部いる!」と言うかもしれません。ママがお子さんのおもちゃを置いていい場所、本を置いていい場所を明確にし、そこに置ける物しか持てないのだという枠を決定してあげることが重要です。
キーワードで選ぶ
お子さんは非常にシンプルに「いる? いらない?」の方法で物を選ぶことができますが、場合によってはこんな分け方で選んでみましょう。
今も遊んでいる? 遊んでない?
おもしろい? おもしろくない?
好き? 好きではない?
お兄ちゃんっぽい? 赤ちゃんっぽい?
など、しっくりくるキーワードが見つかると、さくさくと分けられるお子さんが多いのです。
大きな段ボール箱などを用意し、いる物いらない物をはっきりと区別しましょう。まずはこの選ぶ行為だけをお子さんのおもちゃ、学用品、衣類などに分けてしっかりと行います。
この時気をつけて頂きたいのは、使っている物と、使っていない物を混在させないこと。思い出の物、次のお子さんのために残したいけどまだ使えない物などは別にして下さい。これは、お子さんが管理する物ではなく、ママが管理する物です。
また、これはいらない! おもしろくない! とお子さんが決めた物を「これは高かったのに」「これは大切!」とママの希望を押し付けないことです。どうしても残しておきたいのであれば、これもママの管理すべき物。お子さんが遊ぶようになるタイミングを待ちましょう。
残すと決めた物は、アイテムごとにまとめて、元にあった場所にとりあえず戻すだけでOKです。これだけで片付けの土台作りの70%が終了します。全ての残す物が決まったら、それぞれの収め方を検討しましょう。