香港スイーツのまん丸ゼリーの九龍球
九龍球(くーろんきゅう)とは、香港で生まれたスイーツのこと。ゼリー状の球体のなかに、イチゴやキウイ、桃など、いろんなフルーツが入っていて、ビー玉のような可愛らしい見ためが特徴です。これは子どもも喜びそう! 自宅でも材料や器具さえあれば比較的簡単に作れそうなので、九龍球作りにチャレンジ。
【材料】
・水…250cc
・ゼラチン…10g
・お好みのフルーツ…適量
【器具】
・丸形用の製氷皿(今回はブロック型の製氷皿で代用)
【作り方】
1)鍋に水を入れて加熱し、ゼラチンを加えてよく溶かす
2)フルーツを丸形に収まる程度の大きさにカットし、製氷皿に入れる
3)粗熱をとったゼラチンを2に流し入れる
4)冷蔵庫で2時間程度冷やす
5)器にフルーツ缶詰のシロップと4を入れたら完成
【ポイント】
今回使用したフルーツは、さくらんぼと缶詰のみかんです。ゼラチンでゼリーを作りましたが、水ゼリーなどに使用されるアガーを使えば、もっと透き通った仕上がりになります。アガーはスーパーではあまり取り扱いがないかもしれませんが、Amazonのようなネットショッピングで購入可能。丸形用の製氷皿は、100円均一ショップで買うことができるようです。今回の作り方は、九龍球に甘味をつけていませんが、お好みで砂糖やレモン果汁を加えてもOK。
キラキラした見ためとフルーツの甘酸っぱい味で、清涼感抜群! もしも手に入るなら、エディブルフラワー(食用花)を使っても楽しそう。ちなみに店舗数は限られますが、東京都・自由が丘や横浜中華街などで九龍球を販売しているお店もあるようです。気になる人は、ネット上で「九龍球 お店」と検索してみて。
自宅にゼラチンやアガー、粉寒天が余っているなら、ぜひ九龍球作りに挑戦してみてください。上手に作れたら、子どものテンションが上がることは間違いなし!?
(文・山手チカコ/考務店)