子どもがもらったお年玉を、賢く活用する二つの方法
親が、お年玉を全額預かり貯金するという方法以外にもお年玉を有効に活用する方法があります。
お年玉は子どもに「お金の使い方」を考えさせる絶好の金銭教育の機会でもあります。
今回は、子どもと一緒に賢くお年玉を活用する方法をご紹介します。
①子どもに任せて自由に使わせる
ある程度の、自我が生まれてくると子どもはお年玉を親に預けるのに抵抗し始める子もいるでしょう。そんなときは全額子どもに預けて、どのように使うのか親がしっかり見守り助言しましょう。
お金の使い方を教える!
子どもが、お金を粗末に扱ったり、友達に奢ってしまうような時は注意しましょう。
あえて、失敗をさせ学ばせるというのも手ですが、なぜ悪い使い方なのかをきちんと説明してあげることが大切です。
おこづかい帳の導入
実際に本物のお金を扱うわけですから、「おこづかい帳」をつける習慣を身に付けると良いでしょう。
お金の、出入りを記入させる事で子どもは、管理方法を少し勉強することができ、お金が無限にはないということも学べます。
②お年玉の一部を子どもに渡し、残りは親が管理
お年玉は子どもにとっては大金です。大金を1度に手にしてしまうと、無駄遣いの原因にもなりかねません。
お年玉の一部は、子どもに渡し自由に使わせて、残りは子どもの為に親が貯金するというのも、賢い管理方法のひとつです。
一緒にお買い物体験
子どもはお金を貰ったら欲しいものが買いたいと言うことも。そんなとき、買い物の基本を教えるチャンスにできるかもしれません。
実際にお店に行き、持っている予算で欲しいものが購入できるか、どこに持っていけば買えるのか、買うときは何が必要なのかなど買い物するときに必要な知識を実践で教えてあげましょう。
お年玉で何がしたいか、子どもに聞いてみよう
いきなり、お金を渡されても子どもはどのように使っていいかわからないことも多いです。
その場合には親が勝手に使い道を決めるのではなく、まず「お年玉で何がしたい?」と聞いてあげて下さい。子どもは、このお金で自分が何がしたいのか考えます。
目的意識を持たせることで、お金に責任を持って行動するようになるでしょう。
賢い活用法の裏ワザ:子ども名義の銀行口座を作る
貯金派でも使う派でもお金の使い方を教えていくのは、とても大切です。
実は賢い活用法の裏ワザとしておすすめなのが、子ども用の銀行口座の開設です。「将来のための貯金」と言われても子どもはピンときません。
子どもが後々、欲しいものが出てきた時に使える様、あなたが自由に使える「貯金」なんだよというふうに貯金は身近なもの、自分のためのものと教えてあげると貯金に興味が沸いてくるでしょう。
子ども用の銀行口座を持つことで、以下のようなメリットも生まれてきますよ。
銀行口座の開設でうまれるメリット
・お金を管理するという意識がうまれる
・無駄使いが減る
・貯金の楽しさを、知ることができる
・自己管理ができるようになる
子どもが自分で自分の銀行口座を一定の範囲で管理するということは、自己管理をするということにもつながります。
生活の面でも色々と有効なことが増えていきますね。子どもの銀行口座を作る時には、子どもと一緒に親が銀行の窓口に行って作るというのが基本です。口座開設には以下のものが必要になりますのでチェックしておきましょう!
銀行口座開設に必要なもの
・親の免許証や、パスポートなど身分を証明できるもの
・健康保険証など、子どもの身分を証明できるもの
・印鑑
・お金(貯金するための)
口座開設の際に銀行から「口座を開設する理由」が尋ねることが義務づけられています。
お年玉の管理のためなどといったように理由を準備しておくとよういでしょう。
お年玉の使い方、活用法方法はバランスが大事
皆さんは今年の子どものお年玉はどう使い、どう活用しましたか?
子どもがお年玉を貰ったらまず子どもと、このお年玉をどう使い活用したらいいか話し合いましょう。バランスをみて、貯金する、欲しいものを買うなど決めていけるといいですね。
話せない年齢の赤ちゃんの時には、親が貯金や子どもの為に使ってあげなどして管理してあげましょう。
記事作成: ママリ編集部
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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