「わたしの完璧な秘書」が最終回を迎えた / (C)SBS
ハン・ジミンとイ・ジュニョクが共演する韓国ドラマ「わたしの完璧な秘書」の最終週(第21～24話)が3月9日までにLeminoで配信され、視聴者を夢中にさせたロマンティックなラブストーリーが完結。“代表”を辞任したカン・ジユン(ジミン)と、退職して“秘書”ではなくなったユ・ウノ(ジュニョク)、上司・部下の関係から解き放たれた2人のラブシーンに視聴者から興奮の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■ジユン＆ウノ、上司＆部下から1組のカップルへ
「わたしの完璧な秘書」は、ヘッドハンティング会社「ピープルズ」のCEOで仕事以外はまるで無頓着なジユンと、シングルファーザーで仕事も育児も料理も達人級の完璧秘書・ウノが繰り広げる“ケアロマンス”ドラマ。
第21、22話で、ジユンの興したサーチファーム「ピープルズ」が投資詐欺事件に巻き込まれ、会社は一気に経営困難な状況に陥った。
社員たちは会社を守ろうと必死に戦うが、ジユンは社員たちが職を失うことがないようにと自ら代表を辞任。続く第23、24話では、“代表”の肩書を外したジユンの新たな出発と、そんな彼女に寄り添うウノの幸せな姿がたっぷり描かれた。
「わたしの完璧な秘書」第21話より / (C)SBS
■「甘さ全開のウノ氏たまらない！」
そんな最終週で視聴者の心をとらえたのはやはり、困難な状況に陥ったジユンを支えるウノの姿。投資詐欺事件が勃発し、会社に警察の捜査が入った第21話では、「すごく怖い。すべて失うかと…」と初めて弱音を吐いたジユンをウノが「大丈夫です。僕がいます」と抱き締めた。
会社が営業困難になった第22話では、進退について悩むジユンがウノを誘って海へ。代表を辞任すべきか悩むジユンをウノがただ穏やかに見つめ、その大きな手でジユンの手を握って「ジユンさんがどこにいても、この手を絶対放さない」とささやいた。
そして第23、24話には、上司と部下ではなくなった2人の甘いシーンがぎっしり。「もう代表じゃないから。ジユン」と初めてジユンを呼び捨てにし、愛おしそうに抱きしめるウノに、「この瞬間を待ってた！」「もう上司じゃないからって甘さ全開で来るウノ氏たまらない！」と、視聴者からも悲鳴が続出した。
「わたしの完璧な秘書」より / (C)SBS
■イ・ジュニョク、韓国で再ブレイク中
ウノを演じたジュニョクは、ドラマ「秘密の森～深い闇の向こうに～」(2017年)で演じた悪徳だが憎めない検事ソ・ドンジェをはじめ、これまで“悪役キャラ”の印象が強かった。マ・ドンソク主演の人気映画シリーズ第3弾「犯罪都市NO WAY OUT」(2023年)では、トレーニングを積んで20kgほどバルクアップし、汚職刑事チュ・ソンチョルを熱演。青木崇高と共に、主人公マ・ソクト(ドンソク)を追い詰めるヴィランを堂々たる迫力で演じた。
あまりロマンスの印象がなかったイ・ジュニョクが今回、ビジュアルはもちろん仕事も家事も育児も完璧、女性のエスコートも申し分ない“完璧な秘書”を好演。最終回では“秘書”の肩書が外れ、“完璧な彼氏”の顔を見せるというニクイ演出で視聴者を沸かせた。
この作品をきっかけに、韓国ではジュニョクが40歳にして現在再ブレイク中。韓国の人気コーヒーフランチャイズチェーンの広告モデルに抜てきされたり、バンコク、東京、台北、マニラ、ソウルで初めてのアジア5都市ファンミーティングツアー「2025 LEE JUN HYUK LET ME IN’」が開催されることが決まったりと、連日新たなニュースが届いている。
■「悪党のイメージがあったけど…」
「わたしの完璧な秘書」で視聴者をときめかせ、ロマンス俳優として新たな魅力を発揮したジュニョクに視聴者からもロスの声が続々。最終回後、SNSは「イ・ジュニョクさん、秘密の森のソ・ドンジェや犯罪都市のイメージが強かったけど、まさに完璧な秘書で完璧な彼氏！」「私の中では秘密の森のイメージが強かったイ・ジュニョクさん、とっても優しくて完璧な秘書だった。目力は相変わらずすごかった(笑)」「イ・ジュニョクは悪党のイメージがあったけど、今回はただただかっこよかった！」と、彼の新たな魅力にドハマりするファンの声でにぎわった。
「わたしの完璧な秘書」は全話Leminoで独占見放題配信中。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
配信： WEBザテレビジョン
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