最優秀助演男優賞を受賞した大沢たかお / (C)日本アカデミー賞協会
大沢たかおが、「第48回日本アカデミー賞」で最優秀助演男優賞を受賞。3月14日に都内で行われた授賞式で喜びを語った。
■コロナ禍の影響で「7年という時間がたってしまった」
「優秀助演男優賞」は、大沢の他、映画「八犬伝」の内野聖陽、映画「ラストマイル」の岡田将生、映画「あんのこと」の佐藤二朗、映画「正体」の山田孝之が受賞した。
映画「キングダム 大将軍の帰還」出演した大沢は、7年にわたって演じた王騎役について「当時はそういう予定ではなかったんですけど、コロナ禍というものに巻き込まれて、結局7年という時間がたってしまったので、そう意味ではなかなか映画にそれほどの時間を掛けることが今までなかったので、特別な作品になった」と感慨深げ。
同作の主演・山崎賢人が「圧倒的な王騎将軍のキャラクターのオーラとか力強さみたいなものを、大沢さんが演じてくださって、『キングダム』全体のレベルが大沢さんのおかげで、何段階も上がったなと思っています」と語ると、大沢は「僕は彼はじめ、スタッフについていくのが精いっぱいだったので、逆に僕は感謝しかないです」と頭を下げた。
優秀助演男優賞を受賞した内野聖陽、大沢たかお、岡田将生、佐藤二朗、山田孝之(写真左から) / (C)日本アカデミー賞協会
■「皆さんに助けられながら演じさせていただいた」
その後、最優秀助演男優賞の発表を受け、プレゼンターの磯村勇斗からブロンズを受け取った大沢は「もちろん何も考えてないんですけど、言葉は」と驚きを口にする。
そして、「主演の山崎くんはじめ、ここにいるスタッフ、今日来られないスタッフの皆さんにずっと助けられながら演じさせていただいたなというふうに思っております」と撮影を回顧。
「今日頂いた賞は、僕よりもそれを支えてくれたここにいるスタッフ、そして今日来てないキャスト、それと本当にたくさんの方に劇場に足を運んでいただいて、全然お礼を言う時間がなかったので、改めて本当にありがとうございました」と周囲に感謝した。
◆取材・文=山田健史
「第48回日本アカデミー賞授賞式」より / (C)日本アカデミー賞協会
※山崎の「崎」は立つさきが正式表記
配信: WEBザテレビジョン
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