「べらぼう」第11回より / (C)NHK
横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第11回「富本、仁義の馬面」が3月16日(日)に放送される。
■大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」とは
森下佳子が脚本を務める本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”として時代の人気者になった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱と“エンタメ”に満ちた人生を描く“痛快”エンターテインメントドラマ。
“蔦重”はその人生の中で喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、また日本史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。
蔦重の幼なじみの花魁・花の井役で小芝風花、蔦重に影響を与える“希代の天才”・平賀源内役で安田顕、幕府“新時代”を目指す権力者・田沼意次役で渡辺謙らが出演。語りを綾瀬はるかが務める。
■これまでの放送では――
蔦重(横浜流星)は、瀬川(小芝風花)の身請けが決まり落ち込む。そんな中、親父たちから瀬川最後の花魁道中に合わせて出す、錦絵の制作を依頼される。市中に調査に出た蔦重は、自分の本が市中の本屋から取り扱い禁止になり、捨てられていることを知る。
一方、江戸城では、意次(渡辺謙)が家治(眞島秀和)から、種姫(小田愛結)を自分の娘にして将来は家基(奥智哉)と夫婦にするという計画を告げられる。その発言の裏には家基のある考えがあった。
■第11回「富本、仁義の馬面」あらすじ
「青楼美人合姿鏡」が高値で売れず頭を抱える蔦重は、忘八の親父たちから俄(にわか)祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招きたいと依頼される。そこでりつ(安達祐実)たちと芝居小屋を訪れ、午之助に俄祭りの参加を求める。しかし過去に吉原への出入り禁止を言い渡された午之助は、蔦重を門前払いする。
そんな中、鳥山検校(市原隼人)が浄瑠璃の元締めだと知った蔦重は、瀬以(小芝)のいる検校の屋敷を訪ねる。
――という物語が描かれる。
■「あれは世の宝」と食い入るように舞台を見つめる蔦重
公式ホームページの予告動画は、「あれは世の宝にございますよ」と蔦重が浄瑠璃の舞台を見ている場面から始まる。
続いて「男のすることではない」と言う倉橋格(岡山天音)の姿、忘八が集まる中、「てめぇらの都合ばっか決めてんじゃねぇ」と声を荒げる若木屋(本宮泰風)の姿が流れる。
さらに「重三」と立ち上がる瀬以と、その腕をつかむ鳥山検校が映し出され、最後は「俺から火花が出るわけねぇじゃねぇですか」「出るんだよ!」という蔦重と源内のやり取りで動画は幕を閉じる。
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第11回は、3月16(日)夜8時00分よりNHK総合ほかにて放送。
「べらぼう」第11回より / (C)NHK
配信: WEBザテレビジョン
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