インプラント治療後の鼻づまりは放置せずに早期に対応しよう
インプラント治療後の鼻づまりを放置すると、慢性的な疲労感や集中力の低下、イライラなど、日常生活や健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、鼻で呼吸できずに口呼吸が増えることで口腔内の乾燥が進み、歯周病や口臭などの口腔トラブルにつながる可能性があります。
また、症状が悪化したり、場合によってはインプラントの再手術になることもあるため、 ただの鼻づまりだと放置せずに、早めに歯科医師へ相談しましょう。
まとめ
ここまでインプラント治療後の鼻づまりについてお伝えしてきました。インプラント治療後の鼻づまりの要点をまとめると以下のとおりです。
副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある空洞(副鼻腔)の粘膜に炎症が生じる状態
インプラント治療で副鼻腔炎を発症してしまうケースは、骨造成の治療、インプラント体の埋入手術、インプラント周囲炎などが挙げられる
インプラント治療で副鼻腔炎を起こさないためのポイントは、歯科医師の知識や経験をしっかり確認する、適切な診断と治療計画を行ってくれる歯科医院を探す、治療前に副鼻腔炎の治療や体調管理をしておく、術後のケアを適切に行うこと
インプラント治療後に鼻づまりが続く場合、副鼻腔炎が原因となっている可能性があります。早めに歯科医院や耳鼻咽喉科を受診し、適切な処置を受けることで症状の悪化を防ぐことができます。
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事の監修歯科医師
箕浦 千佳歯科医師(長谷川亨歯科クリニック 歯科医師 / 名古屋デンタルオフィス)
朝日大学歯学部卒業 / 現在は長谷川亨歯科クリニック非常勤勤務
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配信: Medical DOC
