赤ちゃんの離乳食がはじまると、皮膚の様子がちょっと変わっただけで「食物アレルギーになったのでは?」と心配するママたちもたくさんいますね。そもそも、食物アレルギーになるとはどういうことか。今回は、整理してお伝えします。
そもそも、アレルギーってなに?
私たちの体は、体の外から入ってくる細菌やウィルスなどの侵入を防ぎ、体にとって必要な食べ物などは、きちんと体の中に取り込むようにできています。
とくに体の外にあるウィルスなどに対しては、体の中に「抗体」がつくられることで外敵のウィルスをやっつけようとします。この仕組みが「免疫」です。でも、花粉や一部の食べ物に対して、体が必要以上に反応して、まちがったものを攻撃することがあります。これが「アレルギー」です。
アレルゲンには、食べ物以外のものもある
アレルギーの原因物質のことを、「アレルゲン」といいます。私たちの身のまわりには、さまざまなアレルゲン物質があります。
たとえば、春になると悩む人の多いスギやヒノキのような花粉や、家の中にいるダニやハウスダストもあります。とくに牛乳、卵、小麦のような食べ物のたんぱく質がアレルゲンとなることを、「食物アレルギー」といいます。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)