iPhoneの緊急SOSとは?使うとどうなる?
緊急SOSとは緊急時にすばやく消防や警察に緊急電話をかけ、登録している緊急連絡先へも連絡ができる機能のことです。iPhone 14以降のすべてのモデルでは、電波の届かない場所でも衛星通信を使用してテキストメッセージで緊急通報サービスへ知らせることができます。
iPhoneの緊急SOSの使い方
緊急SOSの使い方について詳しく解説していきます。
緊急SOSの利用方法
①iPhone8以降・iPhone SE 第2世代以降のモデルではサイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押し、またはサイドボタンをすばやく5回押します
※iPhone7以前→サイドボタンをすばやく5回押す、iPhone5S以前・iPhone SE 第1世代のモデル→トップボタンをすばやく5回押す
②「SOS」を右にスライドします
③通報したい緊急電話番号を選択しタップすると発信されます
間違えた場合の通話停止方法
間違えて緊急SOSへ発信してしまった場合は「通話を終了」をタップすると通話停止となります。また自動発信の場合は「×」で通話停止されます。
iPhoneの緊急SOSの設定方法
iPhoneの緊急SOSの詳細の設定について解説します。通報方法や緊急連絡先の登録をチェックしてみてください。
通報方法の設定
どのようなアクションによって緊急SOSで通報するのかを設定することができます。設定方法は以下のようになります。
①「設定」アプリを開きます
②「緊急SOS」をタップします
③「長押ししてから放して通報」「ボタンを5回押して通報」「目立たない形で通報」のなかから使用するものを選び、右のボタンをオン(ボタンをタップして緑にする)にします
任意の緊急連絡先の登録方法
緊急通報サービスに連絡した旨を伝える任意の緊急連絡先を登録することができます。以下の順で設定をおこないましょう。
①「設定」アプリを開きます
②「緊急SOS」をタップします
③「“ヘルスケア”で緊急連絡先を設定」を選びます
④「メディカルIDを作成」をタップします
⑤名前や生年月日などを入力し(入力なしでもOK)、画面右上の「完了」をタップします
⑥「緊急連絡先」の「追加」を選びます
⑦「緊急連絡先を追加」をタップし、緊急連絡先に指定したい連絡先を選択します
⑧間柄を選択し完了です
iPhoneの衝突事故検出機能
iOS 16以降を搭載した iPhone 14以降のすべてのモデルでは、「衝突事故検出機能」が搭載されています。車が激しく衝突したことを検知し、自動で緊急通報サービスへつなぎます。衝突事故の可能性を検知するとiPhoneは警告音を鳴らし、警告画面を表示します。画面の「SOS」をスライドし、通報したい緊急電話番号を選択しましょう。
子供と一緒に知っておこう!もしもの事態に備えたい緊急SOS機能
iPhoneの緊急SOSについての説明と使い方を詳しく紹介しました。緊急SOSは事故や病気、犯罪に巻き込まれた際など、緊急事態に非常に役立つ機能です。大人だけでなく、iPhoneを使ってる子どもにもしっかり教えておきましょう。また、ヘルスケアのアプリと連携させ、任意の緊急連絡先の登録もしておくことがおすすめ。ヘルスケアアプリでは緊急連絡先の登録だけでなく、持病の情報や妊娠、服薬情報、アレルギー情報なども登録できるのでもしものときに役立ちます。
