ダイソーの圧縮バッグとは?
※店内写真はすべて許可を得て撮影しています
ダイソーの「圧縮バッグ」とはトラベル収納のことで、このバッグを使用することで手軽に衣類やタオルを圧縮させることができます。
カラーはブラックとグレーの2色、サイズはsize1、2、3、の3サイズ展開です。
素材はポリエステル。洗濯は不可で、汚れた場合は濡らしたタオルなどで汚れを拭き取りましょう。圧縮バッグの売り場は「トラベルコーナー」付近。ただし店舗によって異なる場合があるので、見つからない際は店舗スタッフにお尋ねください。
なお、トラベル用圧縮袋も同じく「トラベルコーナー」に並べられています。
ダイソーの圧縮バッグは3サイズそろえるのがおすすめ!
ダイソーの圧縮バック(ブラック)を実際に3サイズ購入して使用感をレビューします。
「圧縮バッグ size1(20cm×30cm×7cm)」
「圧縮バッグ size1(20cm×30cm×7cm)」はもっとも小さいサイズで、価格は税込330円です。
一般的なTシャツ(SサイズとMサイズ)を4つ折りにして収納してみます。
6枚のTシャツを用意しました。
6枚のTシャツを重ねた高さは約14cm。
圧縮バッグの上面に3枚のTシャツを入れてファスナーを閉じます。
さらに下面にも同じく3枚のTシャツを入れて閉めます。この時点での高さは約14cm、収納する前とほぼ変化はありませんでした。
続いて真ん中のファスナーを閉じて圧縮します。
ひとまわりコンパクトになりました。
高さを測ってみると約11cm。約14cm→約11cmなので、おおよそ3cmの圧縮です。コットンのTシャツを使用したため、あまり圧縮できないかもと思っていましたが、想像以上に圧縮できた結果になりました。Tシャツのシワは少なく、圧縮バックから出してすぐ着れる状態でした。
「圧縮バッグ size2(25cm×35cm×10.5cm)」
3サイズのなかで中サイズにあたる「圧縮バッグ size2(25cm×35cm×10.5cm)」は税込価格440円です。
ニットを3枚用意しました。写真左は同じニットを2枚重ねています。右は、畳んだ状態で左の2枚と同じくらいの高さになるニットにしました。
3枚のニットを重ねた高さは約21cm。
上面にほかの2枚分と同等のボリュームあるニットを1枚収納。
下面には2枚のニットを収納しました。
上面と下面のファスナーを閉めるとすでに約16cmの高さに。
さらに中央のファスナーを閉めて圧縮。
高さは約13cmになりました。結果は約21cm→約13cmで約-8cm。ニットのおかげもあり、かなり圧縮できました!嵩張る冬物がしっかり圧縮できるのはいいですね。しかも圧縮袋ほどきつく圧縮されないため、圧縮後取り出した際にもニットはふんわりとしていました。
「圧縮バッグ size3(35cm×40cm×15.5cm)」
ダイソーの圧縮バッグでもっとも大きい「圧縮バッグ size3(35cm×40cm×15.5cm)」の価格は、税込550円です。
4枚の同じバスタオル(カラー違い)を入れてみることにしました。
バスタオル4枚を重ねた状態の高さは約26cm。
上面に2枚のバスタオルを入れてファスナーを閉めます。
下面にも同じく2枚のバスタオルを入れて閉めます。
圧縮前の高さは約24cmです。
そして真ん中のファスナーを閉めて圧縮。
高さは約17cmとなりました。約26cm→約17cmで、結果約9cm圧縮できました。ニット以上の圧縮です。35cm×40cm×15.5cmと大きいサイズなので、バスタオル以外にも子ども用のブランケットなども入れられます。嵩張るけど持っていきたいものがあるときに重宝しそうです。
ダイソー圧縮バッグの使い方のコツ
圧縮バッグを実際に使用してみて、気づいたことや使い方のコツについて解説します。
今回紹介したダイソーの圧縮バッグは上面と下面の2面に収納部分があり、そのあいだをファスナーで閉じて圧縮する仕様です。
本体を横向き(上面のプリントにあわせて)に置き、ファスナーをすべて閉めた状態では、圧縮用のファスナーは本体の下部にあります。
一方同じ状態で、上面と下面のフタを閉めるファスナーは本体左上部にあります。
すべてのファスナーを開いた状態です。
上面です。フタがガバっと開くので荷物が入れやすいです。
下面も同じくガバ開き。荷物を入れる際に注意したいのが
- 入れすぎない
- 上面・下面、同じくらいの量にする
の2点。
詰めすぎると圧縮ファスナーを閉めることができなくなります。2面収納できるので、着用前の服と着用後の服を分けて入れるなども可能。旅行だけでなく、公園や水遊びなど子どもとのお出かけ時にも役立ちそうですね。
ダイソーの圧縮バッグと圧縮袋の違いは?
ダイソーの「トラベル用圧縮袋 Mサイズ」を使って、使い方と性能、圧縮バッグとの違いを検証します。
「トラベル用圧縮袋 Mサイズ」は約42cm×35cmの2枚入り。価格は税込110円です。
スライダーも2個セットになっています。
バスタオル1枚を収納してみます。
畳んだ状態のバスタオルの高さは約10cm。
圧縮袋に入れてスライダーで閉じます。
チャック部分からゆっくり巻いて、空気を抜きます。
圧縮完了です。
圧縮後の高さは約4cm。結果は-6cmで半分以下に圧縮できました。
結果をふまえて、圧縮バッグとトラベル用圧縮袋の違いをまとめました。
(※あくまで今回の検証をまとめたもので、製品の効果や効能を示すものではありません)
- 圧縮方法・・・圧縮バッグはファスナーを閉めるだけ、圧縮袋は空気を抜く必要がある
- 圧縮力・・・圧縮バッグより圧縮袋の方が高い
- 素材・・・圧縮バッグはポリエステル、圧縮袋はポリエチレン(ビニール)
- 丈夫さ・・・圧縮袋より圧縮バッグの方が高い
- 収納物の状態・・・圧縮バッグでは入れる量を調整すればシワが少なく済む、圧縮袋では空気を抜くためシワになりやすい
このような結果から筆者個人としては、圧縮バッグと圧縮袋の2商品を使い分けたいと思いました。旅先で使用したい衣類は圧縮バッグへ。シワになってもよいものや使用後のものは圧縮袋へ。帰りはお土産などで荷物が増えることも予想されるので、圧縮袋は余分に持っていくのがベストかもしれません。また圧縮バッグは圧縮なしで使用すればお土産の保護にも役立ちそうですね。
ダイソーの圧縮バッグは旅行はもちろん衣替えにも超便利!
ダイソーの圧縮バッグについて詳しく紹介しました。3サイズ、2カラーがそろうダイソーの圧縮バッグはとにかく便利!シワが少なくて済むことが一番のポイントでした。圧縮袋と使い分けるのがおすすめです。旅行だけでなく衣替えでのオフシーズンの衣類の収納にも役立つこと間違いなしです。ぜひ記事を参考に、旅行や衣替えで圧縮バッグを活用してみてください。
(文・写真撮影:イチオシ編集部)
