自分の名前がわかる、挨拶ができる
幼稚園では、名前を呼ばれる機会が多くあります。まずは自分の苗字と名前がわかり、呼ばれたら気持ちよく返事ができるようにしてあげましょう。
着替えができる
園服から体操着へ着替えたりする機会が多くあります。衣服の脱着がひとりでできるようにしてあげましょう。私服通園の場合も、ズボンはゴムのタイプにする、ボタンは開け閉めしやすいものにする、など小さな子どもでも脱ぎ着しやすいデザインのものを選ぶよう心がけて。
自分の持ち物がわかる
上履きやお道具箱など、みんなが同じデザインのものを使います。名前シールなどで、自分の名前がわかり、持ち物を認識できるようにしてあげましょう。また、ハンカチを持たせる幼稚園も多くあります。ポケットに入れて、使ったらしまうという練習もしておくとよいですね。
お弁当をひとりで食べられる
お弁当や給食をひとりで食べられるようにしましょう。ゴムバンドを外したり、お箸セットや水筒の蓋の開け閉めなど、家庭でも練習できることは早めにスタートしておくと安心です。
これ以外にも幼稚園によって「○○をできるようにしておいてください」という連絡がくることがあります。まだできていなことであれば、いまから練習をさせてあげましょう。それでも、子どもは強いものです。園生活が始まれば親の心配などよそにめきめき成長していきます。お友達と触れ合うことで、家ではできなかったこともあっという間にできるように。子どもの力を信じておおらかな気持ちで入園の日にのぞんでくださいね。
(文・杉山皐月)