「入眠儀式」とはなんでしょう?
「儀式」といっても、特別難しいことをする訳ではありません。赤ちゃんに「ああ、これから眠る時間なんだな」ということを理解させ、眠りに誘いやすくする習慣的な行為のことです。入浴後、ミルクなどを飲ませて、赤ちゃんがリラックスした状態で始めます。始める前に、テレビを見る、パパと遊ぶなど興奮しやすいことは避けましょう。
5つのおすすめ「入眠儀式」
1.絵本を読む
布団に入ってから、落ち着いた内容の絵本を読んであげましょう。
2.子守唄を歌う
赤ちゃんのお気に入りの歌で、できればゆったりとしたリズムのものがおすすめです。ママの声で安心感も得られます。
3.背中をトントンする、優しくさする
マッサージ効果もあり、赤ちゃんがよりリラックスできます。
4.お気に入りのぬいぐるみやタオルと寝かせる
夜中に目が覚めてしまっても、ぬいぐるみやタオルがあれば、安心して再び眠りにつくことができます。
5.おやすみツアーをする
少し大きくなってからは、家中のものに「おやすみ」の挨拶をしてから布団に入るという方法もおすすめです。
いずれの場合も、できる限り同じ時間に同じ手順で行います。小さいうちから、入眠儀式を習慣付けておくと、大きくなってからも寝かしつけがぐっと楽になりますよ。
(文・杉山皐月)