100均の毛玉取り【電動タイプ】
100均のダイソー、キャンドゥでは電動の毛玉取り器が販売されていました。ダイソー1商品、キャンドゥ2商品の計3商品を購入し実際に使用してみました。
ダイソー「毛玉とり」

ダイソーの「毛玉とり」。価格は税込220円です。

全長約10cmとコンパクトなサイズで、本体毛玉取り部分は直径約3.5cmです。

お手入れに便利なミニブラシ付き。

使用方法はパッケージの裏面に記載されています。毛玉のゴミを溜めるケース、カバー、外刃カバーが取り外し可能で、付属のブラシで内刃のお手入れもできます。

使用の際には別売りのアルカリ単3型乾電池2本が必要です。本体の背面にセットしましょう。

女性の筆者にはしっくりフィットする握り心地です。

実際に使用してみました。これが超快適!!!!!ニットの上をやさしく滑らせるだけで見事に毛玉を除去することができました。

娘のスカートもこの通り!感動の毛玉取り力!!!!!これで200円とは驚きです。

ただ一点、使用後の本体表面にたくさんのニットの毛が付いてしまったのが残念……。この点を除くとは文句なしの毛玉取り器でした。
キャンドゥ「電動毛玉取り器」

キャンドゥの「電動毛玉取り器」です。価格は税込660円。

お手入れ用のミニブラシ付きです。形状は筆者が私物で愛用しているコンセントタイプの本格的な毛玉取り器に似ています。

全長約14cmほどの大きめサイズです。

ダストカップ、生地保護リング、外刃、内刃が取り外し可能です。

パッケージ裏面には使い方やお手入れ方法が詳しく記載されています。

電池ボックスに別売りの単三アルカリ電池を入れて使用します。こちらの開閉は折るように開けるのが正解で、少しコツが必要でした。

ハンドル部分は大きく、握りやすいです。

使用してみました。なかなかのパワフルさ。生地保護カバーを外し、ややしっかりめに生地にあてて使用するとある程度の毛玉を取り除くことができました。

頑固なジャージー素材のスカートの毛玉も同様に取り除くことができました。

ゴミもしっかりダストカップに溜り、本体表面は汚れませんでした。付属のブラシも毛先が斜めになっていることにより非常に使いやすかったです。気になる点は、電池ボックスや外刃といったパーツの付け外しがスムーズにおこなえなかったこと。個体差もあるかもしれませんが、筆者が購入した商品はかたくて取り外しにくかったり、ようやく取り付けたと思えば今度は変にはまってしまったりと、意外なところで苦労しました。
キャンドゥ「毛玉取り器」

キャンドゥの税込220円の「毛玉取り器」です。今回筆者が訪れたキャンドゥでは、電動の商品が2商品販売されていました。

ミニブラシが付属したコンパクトな毛玉取り器です。

全長約7.5cmの超コンパクトサイズ。外側のカバーは外れやすいので注意が必要です。

外刃カバー、ダストボックスも取り外し可能で、丁寧にお手入れもできます。

使用方法やお手入れの方法はパッケージの裏面を確認しましょう。

使用には別売りの単三アルカリ電池が2本必要です。

コンパクトタイプですが握りやすさは問題ないです。

使用してみました。な、な、なんと……、驚くほど毛玉が取れません!!!!!!!まず手ごわい毛玉が付いた、娘のスカートで試してみましたがひとつも取れる気配がなく、素材がよくないのか?と思いソックスに変更してみました。しかしこちらもあまり取れていませんね……。

ニットの場合も、多少取れたかも?と思う程度で、非常に残念な結果に終わってしまいました。こんなことってあるのですね。ダストボックスには2、3個の小さな小さな毛玉が入っているのみでした。
100均の毛玉取り【ブラシタイプ】
100均のブラシタイプの毛玉取りを紹介します。ダイソーとセリアで購入した2商品を実際に使ってみました。
ダイソー「エチケットブラシ」

ダイソー「エチケットブラシ」(税込110円)です。

シンプルなT字タイプの毛玉取りブラシで、全長は約14.5cmです。

裏表使える仕様で、三列面で集め、凹凸面で整えます。

ウールコートに使用してみました。目立った毛玉が取り除かれ、毛羽立ちが整えられたのがわかります。驚くほど手触りが変化し、コートが一気に蘇ったようでした。
カシミアなどの高級素材や毛足の長いニットなどには使用できませんが、今回のようなウールコートののほか、カーペットなどにも使用できます。ただし驚くほど取れるので、本品を持つ反対の手には粘着カーペットクリーナーを準備しておくのがおすすめです。
なお本品についてさらに詳しくご覧になりたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
セリア「毛玉取りブラシ」

セリアの「毛玉取りブラシ」です。価格は税込100円です。

全長は約14.8cm、軽量で持ちやすいです。

毛玉をかきとるブラシと

生地を整えるブラシの二面構造になっています。

実際に使用してみました。ウールコートのポケット部分の毛玉が少なくなっているのがわかります。生地にまるで櫛を通したように整えられました。コートの手触りもよくなり、ごわつきが抑えられたようです。使用後はさっと洗えるのもうれしいポイントです。
100均の「毛玉取り」どれがおすすめ?
※個人の感想です
100均の毛玉取り器&毛玉取りブラシ計5商品を試した結果、筆者がもっとも感動しおすすめしたいと思った商品は……

ダイソー「毛玉とり」でした!!!!!とにかく性能がいい!本体を生地の上で軽く滑らせただけでみるみる取れる毛玉に感動しました。さらに220円でコスパも最強!使用後に本体がやや汚れてしまうという難点がありながらも、性能の良さが群を抜いていました。迷いなしでこちらに決定です。
100均の「毛玉取り」の売り場はどこ?
※店内写真はすべて許可を得て撮影しています

100均の毛玉取り器&毛玉取りブラシの売り場は、「服飾雑貨コーナー」など、くつ下などが並べられているコーナー付近です。

なお売り場についてはメーカーや店舗により異なる場合があります。見つからない際は店舗スタッフへお尋ねください。
優秀!100均の毛玉取りで毛玉をすっきり取り除こう
100均の毛玉取りを実際に購入して使ってみました。ダイソー、セリア、キャンドゥではさまざまな毛玉取りが販売されており、価格やサイズなどにも違いがありました。電動とブラシという2つのタイプの毛玉取りは生地によって使い分けができそうですね。今回の検証はあくまで筆者個人の感想によるものですが、ぜひ参考に100均であなたのお気に入りの毛玉取りを見つけてください。
(文・写真撮影:イチオシ編集部)