女性ホルモンを整えたい! 生理・更年期におすすめのツボ
女性ホルモンを整えるのに役立つツボ刺激の前に、1つお願いしたいことがあります。それはふくらはぎのストレッチです。ふくらはぎのストレッチをすることで滞りがちな流れが改善され、ツボによる効果を促してくれると言われているからです。
ふくらはぎのストレッチ法はとっても簡単! ごろっと寝転がって、片足を立てます。もう片方の足を上げたら、上げた方の足を手でもって、痛きもちいい程度にグーっと伸ばしましょう。多少きつくても30秒~1分は我慢! 終わったときに足がスーッと感じたら効果◎
準備が整ったら、早速ツボを刺激しましょう。
●三陰交(さんいんこう)
婦人科系のツボの代表格と言われています。足の内側、くるぶしから指3~4本分上、足の骨にそったあたりで、ズンと感じたり、気持ちいいと感じたりする上記イラストの赤丸付近です。10秒ほどかけて、ゆっくり押して力を抜くという指圧を5回前後行いましょう。
●血海(けっかい)
体内の流れを良くするツボと言われています。足の内側、ヒザのお皿の淵から指3~4本ほど斜め上あたり。ヒザと内ももの中間くらいのイメージです。ゆっくり押して力を抜くという指圧を5回前後行います。
女性ホルモンのツボは温めるのもおすすめ
ツボは指圧するだけなく、温める刺激も有効と言われています。
先ほどご紹介したツボも、手軽に使える「貼るお灸」を使えば、家事や育児の最中にも刺激し続けられるのでおすすめ。お風呂上がりのリラックスタイムに試してみるのも良いでしょう。
温める系のツボでぜひ試してほしいのが、丹田、命門というツボです。押すツボではありませんが、お灸やカイロなどで温めると女性系のトラブルに有効と言われています。
●丹田(たんでん)
おへその下、指3~4本くらい下にあります。ここ付近には他のツボもあるそう。カイロで全体を温めるのが効果的でしょう。
●命門(めいもん)
背中側にある体を温める効果が期待できるツボです。ちょうど腰のど真ん中あたり、写真の女性がカイロを当てているくらいの高さにあります。カイロで全体を温めましょう。
女性ホルモンを整えるには、ストレスや疲れをため過ぎない冷え過ぎない工夫をする、食生活や睡眠を整えるといった普段からのケアも大切です。一生付き合う自分の体だからこそ、大事にケアしてあげましょう。
※女性ホルモンの乱れや女性特有の体調不良の中は、隠れた病気の可能性もあります。不調や不安を感じたら、必ず医療機関を受診しましょう。